当時の僕は、何もかもいっぱいいっぱいになっていた。
離婚を経験して1~2年経っていた。
仕事が忙しくなるにつれ、どんどん仕事人間になっていた。
どんなに帰りが遅くても、目標としていた仕事を任されて全然辛くなかった。
それでいて、仕事が一息つくと、飲みに出ては帰りが遅かった。
そんな生活から、2人の距離はどんどん離れていき、
一緒に住んでいるだけで、ただの同居人状態となり、
話し合いの結果、離婚に至ったのだった。
とても寂しい思いをさせていたと思う…
また、離婚してから反動というか開放からか、
学生時代から好きだったギャンブルやらショッピングやらで借金をするようになり、
いつしかそれがどんどん雪だるま式に増えて行き、ギリギリの生活まで落ちていった…
ただ、このことは絶対に会社には知られるわけに行かなかった…
体調を崩す1年前には、仕事の職種が変わり、ずっと目標としていた仕事から離れた。
それからというものの、燃え尽きたというか、気力が急速になくなっていった。
その変わった職種では、苦手なことが多く、それが一層やる気を削いでいったのだ…
そのような状況の中、あるプロジェクトで行き詰まってしまった。
強引にでもそれを進める側と、それに待ったをかける側との間に挟まり、
一人ではどうすることも出来ず、身動きがとれなくなってしまっていた。
それでも、双方とも僕に対し気を遣った対応をしていることがわかっていた。
気付いているからこそ、どうすることも出来ない自分に、一層自信をなくしていった気がする。
そんな時に行った心療内科での診断だった…
病院へ行った翌日、上司と会った。
診断結果と今の心境を話し、会社を辞めるつもりであることを伝えた。
上司からは、今はゆっくり休んで、落ち着いてから今後のことを決めていこうと言われ、
まずは、診断書を受け取ってもらい1ヶ月休むことで決まった。
が、1週間おきに電話で近況を報告しなければならなかった。
会社のことを忘れ休養に専念するはずが、
毎週、電話をしなければならないことが、当時の僕にはとても辛かった。
会社のことを考えるだけでも辛い状況だったのに…
電話を握ったまま、4~5時間ほど経っていたこともあるほどだった…
まぁ、そんなことで1ヶ月の休暇に入ることになったのだった