ハードボイルド風なニヒルの男が一人
言うなればゴルゴのような男だ
彼は夜,列車に乗り込んだ
弁当を持ち込んで‥
彼は席に着き
弁当を食べ始めた
彼によると弁当は「ごはんとおかずのせめぎあい」なのだ
ごはんとおかずの均衡を保ちつつ消化してゆく
これはまさに弁当との戦いだ
まず彼は弁当の全容を見渡した
おかずの大将はカツと塩シャケだ
その下にキンピラや漬物,梅干しと配置されている
彼はごはんの勢力を二分して,
カツに対抗する一群と塩シャケに対抗する一群で攻める作戦を立てた
足軽ほどの漬物共を倒しながら塩シャケに向かう
だが
思わぬ誤算が生じた
なんと塩シャケが塩っ辛くないのだ
塩っ辛いとふんでいたためごはんとおかずの均衡が崩れかける
だが
ニヒルな彼はプロだ
慌てることなく彼はカツを弁当の総大将に見立てた陣形にし,再び攻め立てていった
さすが彼はプロだ
またたく間にごはんとおかずが均衡を保ったままどんどんと減っていく
そして
フィニッシュにとりかかるべく総大将のカツを攻める
いよいよ総大将のカツをひとかじりする
すると彼の顔色が一瞬にして変わってしまった
「こ‥このカツは‥‥」
そのカツは肉ではなく,タマネギのフライであったのだ
彼は弁当との戦いに敗れ去っていった‥
この話を知ってる人間はかなりコッチな人間やねw
でもテレビで知った人間はコッチではないかな
少なからずこの話が気になった人がいると思う
そういう人は‥
俺と一緒にマンガ喫茶いこかww