作詞講座受講生のコミュニケーションマガジン「ミュージックファミリー」7月号の、ポップス&ロック部門の作品審査を担当させていただきました。

毎回感じることですが、私の担当回は約150作品ものご応募があり、会員の皆様の作詞への情熱がひしひしと伝わってきます。
ポップスからロックまで、演歌・歌謡曲以外を対象とする部門だけに、ジャンルの幅が非常に広く、選考は毎回とても大変です。一
方で、ポップス部門でありながら、演歌・歌謡曲の雰囲気が強い作品も数多く見受けられます。
これだけの作品を一つひとつ丁寧に読むため、締め切りに間に合わせるべく、歌手活動をお休みし、約2週間、朝から夜遅くまで作品と向き合いました。
今回も実力が拮抗していて、最後まで選考に悩み、本当に大変でした。
全体的な感想としては、歌になったときに大切な「出だし」の印象や歌詞のストーリー性を強く意識しました。心情をストレートに表現した作品は多かったのですが、情景描写と心情が自然に溶け合い、聴き手をその世界へ引き込む作品は、それほど多くはなかったように感じました。
歌はサビももちろん大切ですが、最初の数行で「この先も聴きたい」と思わせる力も、とても重要です。
情景の中に心情を織り込みながら表現することを意識すると、作品の世界観はさらに豊かになると思います。
また、私宛に温かいメッセージや、コメントがほしい等の言葉を添えてくださった皆様、本当にありがとうございました。大変嬉しく拝見しました。
惜しくも選外となった作品の中にも素晴らしいものがたくさんありましたが、お一人おひとりにコメントをお返しできないのが心苦しく思います。
これからも皆様の素敵な作品との出会いを楽しみにしております。