10月4日(日)
先勝・大明日・天恩日。
そして神吉日。
十二直は「満(みつ)」です。
昨日は「除」。
余分なものを手放して、
本当に大切なものが育つ余白をつくる。
そして今日は「満」。
なんだか暦が、
「じゃあ、その空いたところに何を満たしていく?」
と問いかけているようです。
十二直の「満」は、
物事が満ちていくことを表す日。
何かを増やすことだけが
「満たす」ことではありません。
安心できる時間。
好きな人との会話。
美味しいごはん。
ゆっくり眠ること。
自分のために使う時間。
そういう小さなものが、
心を満たしてくれることもあります。
そして、七十二候は
「水始涸(みずはじめてかるる)」。
田んぼの水を落とし、
実った稲を刈り取る準備に入る頃です。
水を抜くのは、
「なくす」ためではなく、
収穫のため。
昨日の「除く」と同じように、
一見すると減っているように見えても、
その先には「実り」があります。
月も、満月を過ぎて
少しずつ欠けていくところ。
月が欠けていくのに、
暦には「満」という文字がある。
これも面白いですよね。
満ちることと、減っていくことは、
反対ではないのかもしれません。
手放すからこそ、
本当に必要なものが見えてくる。
減らすからこそ、
大切なものをちゃんと味わえる。
静かに欠けていく月も、
実りを迎える田んぼも、
どちらも「次の季節」へ向かっています。
大明日は、
光が隅々まで照らす日。
天恩日は、
天からの恩恵を受ける日とされます。
だから今日は、
「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い立てるより、
今の自分に、何があれば心が満ちるのか。
そこに光を当ててみる。
10月は始まったばかり。
今年もあと3か月。
そう思うと、
つい「何をしなきゃ」と焦ってしまうけれど、
まだ3か月もあります。
ここから何を増やすかではなく、
何を大切に育てていくか。
そんな視点で10月を歩いてみるのも、
素敵なんじゃないかな。
昨日、余分なものをひとつ手放したなら、
今日は大切なものをひとつ味わう。
それだけでも十分。
人生は、
いつも満杯にしておく必要なんてない。
余白があるから、
本当に大切なものが満ちてくる。
10月も、自分の歩幅で。
今日も、自分の季節を大切に。🍂🌗
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