「学ぶ」ということ | じゅん矯正歯科クリニックの「芸能人じゃなくても歯は命!!!」

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大阪市中央区本町のじゅん矯正歯科クリニック

高校の教員をしていた父がよく
「先生っていうのは対象が低年齢にいけばいくほど難しいし、偉い。
小学校とか幼稚園の先生っていうのはただ自分の受け持ちの教科を教えるだけでなくて、生徒の人格形成に大きく関わるからな~」と言っていたのを覚えています。

確かに私も小学校の時の担任の先生に言われた言葉がいまだに深く胸に残っていたりします。

小学校6年生のときの担任のK先生は生徒からもとても人気があって、私も大好きでした。
そのK先生が
「(先生が)大学のときにドイツ語の授業があったけど、今はIch liebe dich.(あなたを愛す)くらいしか覚えてない。
それで大学に行った意味があるの?って思うかもしれない。
学校の勉強はすべてが生活のためになるかっていうと、そうでもなかったりする。
でも「教養」なんよ。学生の勉強の目的は「教養」を身に着けることなのよ」と話してくれました。

当時は「教養」という言葉もよく理解していなかったし、先生のおっしゃっている意味がイマイチよく分かりませんでした。
でもその後自分が学校や職場、いろんな場で勉強を進めていくにつれ、少し先生のおっしゃった意味が分かるようになりました。

「学ぶ」ということが人生の質を高め、その人自身を豊かにしてくれるものなのだということを、先生は小学生の私たちに伝えたかったのではないかと思います。

「学ぶ」ことには終わりがなく、時に周りと比べて自分の進行度の遅れや理解力のなさに落ち込んだりやる気を失ったりすることもあります。
でもすべては自分の人生を豊かにするため、そして学んだことはきっと人の役に立ち、まわりまわってまた自分に返ってくるような気がします。

ということでこれからも学ぶことにますます貪欲でありたいと思っています。

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