担当になったスタッフが選んだ1冊を、各自読んで感想をまとめます。
その感想は受付横の掲示板や毎月のクリニック新聞でご紹介します。

今月はこんな感じです。
本を読むことで、もちろん見識を広げたり読解力を高めたりすることもそうですが、
想像力を培って、日々の患者さんへの対応に反映してほしい、という期待もあります。
そんな本読み企画の第1冊目となったのは

いとうひろし氏作・絵の『だいじょうぶ だいじょうぶ』
スタッフからはこんな感想が出ました。
言霊とはよく言ったもので、「だいじょうぶ」という言葉には
人を安心させる不思議な力があると思います。
この人がそう言ってくれるならきっと大丈夫だ!と
安心感を分けてあげられるような人でありたいと思いました。
この絵本と出会って父を思い出しました。
その父の口癖は「大丈夫大丈夫」
この絵本はきっと思春期以上の大人の為の絵本でしょうね~。
色んなことにつまづいた時に、勇気を与えてくれる本だと思います。
おじいちゃんがずっと元気でずっと一緒にいられる気がしているけど、
この状況は当たり前ではない。
自分に関わる全ての人達とこの時間を大切にしていこうと思いました。
おじいちゃんのおまじないに私まで心がホッとする気持ちになりました。
そして一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいと思いました。
この本のおじいちゃんは世の中大変なことがいろいろあるけれど、
考え方次第で前向きに楽しく生活できるよ!と教えてくれました。
この本が気になった方、待合室の本棚にも置いていますので、
どうぞ手に取ってみてくださいね。
だいじょうぶ だいじょうぶ (講談社の創作絵本)/いとう ひろし

¥1,080
Amazon.co.jp