週末は月に一度の金沢出張でした。
中高生の患者さんは部活で真っ黒!
滞在中の26日(土)には近くで花火大会が行なわれており、
仕事帰りのホテルへの途中に
一瞬だけ見えた大きな打ち上げ花火や
道行く人の浴衣姿にも
「ザ・夏休み」を感じた3日間でした。
患者さんの一人Hちゃんは
今春晴れて看護師の国家試験に合格し
新米看護師として活躍中です。
Hちゃんに初めて会ったのは8年前。
私が金沢の診療所で前医から引き継いだとき、
Hちゃんはまだ中学生でした。
治療の間、いろんな話をしてくれたHちゃん。
本を読むのが好きで、自分でも小説を書いたりして、
将来は小説家になりたいな~と話してくれていたのを
よく覚えています。
Hちゃんが高校生の時、歯の矯正治療は終了。
その後は半年に一度、
歯並びが変わっていないかのチェックに
来てくれています。
看護師さんのお母さんの影響で、
高校進学後、看護学校へ進み、
今春から晴れて看護師さんとして
リハビリ専門の病院で働いているそうです。
小さくてあんなにおとなしかったHちゃんが
自分の進むべき道を見つけて歩いている姿に
なんだか感動してしまいました。
矯正歯科治療は経過が長かったり、
治療が終わってからもメンテナンスが続いたりで、
患者さんとのお付き合いが長くなります。
その中で患者さんの成長や人生の転機を
一緒に味わうことができるのは
本当にうれしいことだなあと
喜びをかみしめながら帰阪の途につきました。

帰りのサンダーバードでいただいた「かにちらし」

明日からはまた私のホームグラウンドである
じゅん矯正歯科クリニックで頑張ります!