じゅん矯正歯科クリニックのじゅんじゅんです。
今日からまた新しい1週間が始まりました。
今週は先週に比べてずいぶんと冷え込みが強くなるようです。
暖かくして風邪など引かないように、気をつけて下さいね。
さて今日は矯正治療と年齢について、書きたいと思います。
大人の方で歯並びのことはずっと気になっていても、
なかなか一歩を踏み出せないという方が多いようです。
その原因は人によってそれぞれ異なりますが
「矯正治療は子どもの時にするものだから、大人になったらもうできない」
と思って諦めかけている人も案外多いようです。
当院はオフィス街にあるので、
患者さんの9割が成人、またその9割が女性という構成になっています。
ずっと気になっていたけど、
今になってやっと一歩を踏み出せた!と決意して始めて下さるので、
治療を開始してもきちんと来院してくださいますし、
お口の清掃状態も良好な患者さんが多いです。
歯の矯正治療中にはいろんな装置を使ったり、
患者さんにも協力してもらったりすることがあるのですが、
そういう場合でもご自分の決意で治療を開始した成人の患者さんは
意欲的に取り組んで下さるので、
良好な治療結果に早くたどりつくことができます。
もちろん成人の患者さんの多くは歯周病のリスクを抱えていますし、
子供に比べて歯の動きが遅い、
歯に詰め物やかぶせ物をしている箇所が多い、
骨の成長を期待できない、…などの
欠点とも言うべき特徴を持っている方がほとんどですが、
それを考慮しても成人で始める治療には
大きなメリットがあるのではないかと思います。
私自身、歯の矯正治療を始めたのが働き始めてからで、
それまでずいぶん長い間、歯並びに対してコンプレックスを抱いていましたから、
コンプレックスに悩む患者さんの気持ちはよく分かります。
気になる気持ちに蓋をしてしまいたくなる気持ちも…
でももしその気になる気持ちをその蓋で覆い隠せなくなったら、
ぜひそのコンプレックスと向き合って欲しいと思います。
歯並びを治すのは大人になってからでも遅すぎることはありません!