こんな癖があったら要注意! | じゅん矯正歯科クリニックの「芸能人じゃなくても歯は命!!!」

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大阪市中央区本町のじゅん矯正歯科クリニック

じゅん矯正歯科クリニックのじゅんじゅんです。


楽しかったGWも終わり、今日から通常通りの診療に戻りました。

皆さん、いろんな思い出ができたことでしょう。


さて、突然ですが、1日24時間のうち

上下の歯が接触している時間はどのくらいだと思いますか?


12時間?8時間?

いやいや24時間ほとんどずっと?


答えは約15分~20分です。

この答えを言うと患者さんはほとんど「ええーっ?!」と驚いてくれます(笑)。


食事をしたり、話したり、唾を飲み込んだりする時間以外は、

実は上下の歯の間には「安静空隙」と呼ばれる1~2mmの隙間が存在します。


しかし最近、上下の歯を必要以上にあてる癖のある人がいると言われています。

この癖はTooth Contacting Habit(TCH)と呼ばれます。


パソコンや仕事に熱中しているとき、ついつい上下の歯があたっていませんか?

そういう人には舌や頬っぺたの内側に歯圧痕や咬頬線と呼ばれる歯の跡がついています。

ご自分の舌や頬っぺたの内側をぜひチェックしてみてください。


通常リラックスしているときは上下の歯が離れているので、

咬むための筋肉もリラックスしていますが、

このような癖がある人は常に筋肉が緊張したり、顎の関節が圧迫されたりするので、

顎関節症を引き起こす原因となります。


このTCHを防ぐことで顎関節症の症状が改善すると言われています。

まずは癖があるかどうか認識し、

それをやめるように目の見えるところに貼り紙をしたりしてやめるようにしてみましょう。