NHK「認知症800万人時代 行方不明者1万人」
『家族で探ものだと思っていました。負担をかけてはいけないということで、地域の方にすぐには話しませんでした』
この言葉を語る女性(行方不明となった方の娘)の姿を見て、この言葉の背景を慮り、私は胸が締め付けられた。
NHKスペシャル「"認知症800万人"時代 行方不明者1万人~知られざる徘徊の実態~」を見た。
*参考:NHKホームページ
親や配偶者がある日行方不明になり帰ってこない。
本人は帰る場所が分からず、さまよい続ける。
保護されても、認知症で自分の事を説明できない。
行方不明者が1万人ということは、1万の家族が安否を気遣い続け、手掛かりのない捜索に困憊している。
しかも、認知症患者は今後増え続けると予想され、無策であれば、行方不明者も比例することは容易に想像できる。
私はこの番組を見て、想像を超えるスピードで認知症患者が増え、関わる問題が増え深刻化している事実に危機感を感じた。
認知症は進行を遅らせる事はできるが予防法も治療法も確立はされていない。
誰でも認知症の患者になり、身近に認知症の患者がいる時代だ。
まずは国の政策が必要だ。
認知患者を、家族だけでなく地域や社会で抱擁するというメッセージを発するべきだと思う。
そのような文化を作りつつ、家族への支援制度、徘徊しても探せる方法、もちろん認知症の発症を遅らせる研究などに手を打つべきだろう。
私にはあまりにも認知症に関する知識や情報が少ない。もっと勉強して何が必要かを考えたい。
*参考
◇NHK
・NEWS WEB:認知症 行方不明者1万人
