秋の夏井川渓谷 | 熱闘! 政治家への道 ~元高校球児の夢~

秋の夏井川渓谷

5:30郡山駅発の磐越東線の始発列車に乗り、夏井川渓谷が近い江田駅に向かう。“綺麗”と言われている渓谷沿いの紅葉を見たいと思った。


江田駅。所在はいわき市。県内で最後に駅となった(1987(昭和62)年に仮乗降場から格上げされる)。無人駅で、出入り口のある南側には数軒の民家がある。

駅から県道に出ると案内板があった。


この県道を夏井川渓谷目指して北東に歩く。


稲は黄金色になり、山々は色づいていた。



朝日に照らされ、県道沿いの紅葉も華やかに。

歩き出してから、約30分。ようやく夏井川渓谷に到着。


岩肌が現れた渓谷と紅葉は絵になる。


篭場の滝。平藩主が篭を止めさせ見入ったという逸話が残されている。

青空に紅葉は映える。


紅葉の王道、モミジの色づき方に差があり、美しい。



夏井川渓谷錦展望台からの眺め。陽が高くなったら、また綺麗だろうと思う。

県道をしばらく歩くと「遭難碑」と地蔵様が並んでいる。

ここから見上げた位置に磐越東線が走っている。

1935(昭和10)年10月27日夕刻に平(現いわき)駅行き列車の脱線・転落事故があったという。

当時、関東地方を含んだ広範囲が豪雨となり線路脇の崖が崩れこの事故を引き起こした。死者は12名(県内岩城郡6名、同田村郡1名 山形県3名、東京市2名)、負傷者50名という大惨事。


手を合わせ、冥福を祈った。


再び歩きだし、川前駅を目指す。残りは約半分の4km。



歩き疲れるが、夏井川沿いの紅葉を見ると、元気が出てくる。




なかなか、絶景。

歩くと、微妙なアングルに素晴らしい光景を見つける。



ここからは夏井川と離れ歩いた。


そして、山が開け、家が見えてきた。



集落の端には東北電力㈱鹿又川発電所。最大出力680kwの小規模発電所。 

江田駅出発から、約2時間。目的地である川前駅に到着。


最後は早足になったが、9:10発の列車に間に合った。


紅葉と夏井川渓谷。2時間歩いた価値はあった。


車窓からは紅葉が見えるが、渓谷美との調和はわずかな区間しか見られない。

車だと、停めるところが少なく、歩くか自転車で県道沿いを進み、時に川に下りで見るのが良いと思う。


郡山駅から約80分。近くは無いが、行ってみて損はない場所だ。