【提案】旧丸井跡地を図書館に
郡山は気持ち良い青空が広がった。
次の現場の準備のため、川内村の作業は中止となり、今日一日休みとなった。
私は郡山駅前に向かった。
丸井郡山店の解体作業開始の様子を見るためだ。
郡山駅のすぐ目の前、“一等地”に丸井はある。
私が高校生の時、特に土日休日などは、多くの人が出入りして、人の流れが切れていなかった事を覚えている。
今はひっそりしていて、人通りはまばらだ。
7月中旬からは重機を使った本格的な解体作業が始まるという。
工期は来年3月20日まで。しばらく、この周辺は騒々しくなりそうだ。
...この“一等地”。跡地に何を作るか決まっていないという。
解体後に所有者が決定するというが、私は、図書館を作るべきだと思っている。
ただの図書館ではなく、人の流れを恒常的に生み、施設から新たな可能性を生み出す図書館。
たとえば、低層階と高層階の内装と役割を変える。
高層階は書架や読書スペース、ビデオや音楽の視聴スペースなど、“通常の図書館”。
低層階(1階~2階)には、子どもと社会人に特化したスペースを設ける。
[ちびっ子たちのスペース]
・読書に飽きたちびっ子たちが走りまわれるスペース
・ちびっ子たちへの読み聞かせスペース
・親御さんたちが読める、育児書などがそろったスペース
・一時保育スペース
[社会人のスペース]
・業界別・地域別の資料スペース
・ミーティングスペース
・無線LAN、パソコン用の電源、プリンターなどのビジネス支援スペース
[イベントスペース]
・資料展示、ミニコンサート、学習会などが開けるスペース
[四阿スペース]
・誰でも気軽に立ち寄れて、休めるスペース
そして、この図書館の上層階には飲食店を設け、人の行き来を創る。
下層階に飲食店(テナント)で上層階に図書館という例(いわき市総合図書館 (ラトブ)、埼玉県・川口市中央図書館 (キュポラ)、さいたま市中央図書館 (コムナーレ)など)はあるが、人の流れを呼ぶには、下層階に図書館がよいと私は思う。
目的もなく立ち寄っても良い。そこで何気なく本を手に取り、新しく興味を持ち世界を広げるのも良い。
友達同士で訪れ街の歴史を勉強したり、ビジネスマンが提案書を作るため調べものをする。さらには、会社や事業を起こそうとしている起業家が事例を調べたり、できれば行政などが設けた窓口で相談などが受けられれば良い。
交流の場、発見の場、実務をサポートする場として、市民の行き来が期待できる場所に図書館作る事は、これからの時代や街づくりに欠かせないと思う。
この丸井跡地は、図書館を作るには最適だと、私は思った。
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*追記(2013年5月14日)
◆福島民報 2013年5月14日付け 一面より
...さっそく、残念な方針です。人の流れを呼ぶのは商業施設、という文化が根強いようです。
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*追記(2013年9月6日)
◆福島民報 2013年9月6日付け 紙面より
...郡山市中心市街地商店街代表者等意見交換会の第二回目。3つの基本方針が市から示されたという。丸井跡地に作られる施設がこの目標の実現に貢献できるよう期待します。
①まちの魅力を高める
②居住者を増やす →1.54万人から1.66万人
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*追記(2014年9月25日)
◆福島民報 2014年9月25日付け 一面より




