断ち切る...2歳児殺害事件に思う
(記事:YOMIURI ONLINE 12月29日)
広島市東区の保育園児、尾崎朱音(あやね)ちゃん(2)が腹部に暴行を受けて死亡した事件で、殺人容疑で逮捕された同居のコンビニエンスストア店長吉村雅史容疑者(35)が、広島東署の調べに対し、「(クリスマスイブの)勤務で疲れて帰宅したあと泣かれ、カッとなってやった」と供述していることがわかった。
悲しい事件です。
犠牲になるのは、いつも弱きものです。
また、相対的に相手を弱き立場に立たせて、力を振るう。
いじめ、然り。刃物での殺傷事件、然り。
先の見えない閉塞感。
上への向上心にココロを満たすのではなく、自分より劣ると思われる存在を傷め安堵する。
よい社会とは言えません。
上へ上への、高度成長期。その幻想に取りつかれて作りだされたバルブ。
しかし、状況はとうの昔に変わっています。
変わっているのに、変わらぬ政治・官僚(役人)。そこから作り出される政策。その政策がもたらす、社会の空気、雰囲気。
これでは、人々は上を見ることができません。将来の展望を描けません。
自然、現状維持を無難とし、動きが無くなります。
そしてこの“よどみ”に耐えられない人間が、狂気を発し、弱きものを傷つける。
悪循環。負のスパイラル。
断ち切らなければなりません。
私は、人々が断ち切る力を発揮できる社会を作りたい。
身に詰まる悲しさとともに、血のたぎりを覚えた事件でした。