『戦い』
ミュージカル『人間の条件』
今日が稽古最終日です。
劇作家４人、演出家、作曲家、振付師、演出部メンバー、バンドメンバー、役者２８人…
日々、みんなで戦っています。
全身全霊を傾けて、作品をクリエイトしています。
もがき、足掻き、苦しんだ分、途徹もない化学反応が起きそうな予感がします。
いや、きっと、起きる、な。
様々なエネルギー、そして様々な想いに満ち溢れたこの作品。
全ては、お客様のために。
ほんの少しでも上へ上へ。
千秋楽まで、山登り、山登り。
『一期一会』
昨日の稽古終了後…
ほぼ毎日のように通った立ち呑み屋での、有志によるラスト呑み会。
いやぁ～酔っ払った、酔っ払った。
１０杯近く呑んだな、多分。
記憶が所々飛んでます。汗😞💦
帰りに「純さん、大丈夫ですか～？」とか「純さん、気を付けて帰ってねぇ～！」とLINEをくれた子達への返信の文章が支離滅裂。汗😞💦
俺、池袋から歩いて帰ったような気が…。汗😞💦
帰宅途中に豚骨ラーメン食べた気が…。汗😞💦
飛んでます、飛んでます 。汗😞💦
ご迷惑をおかけした皆様、大変失礼いたしました。😞💦
酔っ払いをお許しくださいませ😞💦😞💦😞💦
でもね、ほんと楽しかったんだぁ～！！
そして嬉しいのです。
リスペクトできる大切な仲間たちに出会えたこと。
一緒に "ああでもない、こうでもない" と有意義な戦いをしながら、芝居をクリエイトしてること。
一期一会。
あと二週間。
命を懸けて『人間の条件』という名の山を登り続けます。
『急がば回れ』
日本劇作家協会プログラム
劇作家女子会。第三回公演
ミュージカル『人間の条件』
初日まで二週間を切りました。
少しずつ…
少しずつ…
"役" と "自分" が融合し始めてきた…
って感じです。
やっとスタート地点に立てたって感じ。
やっと、です。
でもほんと、自分にとっては良い稽古ができてます。
もがき、足掻き、苦しんだ分、血となり肉となる。
うん、良い稽古です。
『急がば回れ』ですね。
もっともっと深く掘り下げて…。
ほんの少しでも上へ上へ…。
山は高ければ高いほど、挑み甲斐がある。
最後の最後まで挑戦です。
そして、やっぱり…
"目には見えないもの" を大切にしたい。
これは、僕の "核" だな。
ザ・スカジャンズ！！
『父』
メソッドを駆使し、過去に立ち返りました。
僕の父は、胃癌で亡くなりました。
父は４５歳、僕は１３歳でした。
仕事に命を懸けていて、家族の幸せの為に必死に働いていた父。
あれほど真面目で実直な人間に、僕は未だ嘗て出会ったことがありません。
真面目すぎるが故に、ノイローゼになって、橋の上から川に身を投げたこともあるそうです。
「病院のベッドの上で、涙を流しながら、右手の拳を力なく何度も何度もベッドに叩き付けていたんだよ。」と母に聞きました。
無念だったのでしょう。
途徹もなく…。
僕は、父を奪った癌が憎かった。
心の底から憎かった。
この "真実" を使います。
ミュージカル『人間の条件』
父が "西本" に重なります。
一筋の光が射し込みました。
そこに向かって進んでいこうと思います。
きっと何かが掴めるはずだ。
僕が演じるのは "東根" です。
西本と東根。
お互いの正義を懸けての対決です。
【有限】についての勝負です。
魂と魂をぶつけ合う本物のシーンにしたい。
いや、してみせる。
そのためには…
ただただ…
真実を発し、真実を受けること…
だ。
「お父さん、天国で元気にやってますか？」
