あなたは『口裂け女』を信じますか？

これは実話です。







僕は、小学校５年生の頃、静岡県浜松市に住んでいました。

ある日のこと…

学校からの帰宅途中に大きなマスクをした女性に声をかけられました。

『ねぇ僕、市役所ってどこにあるかわかる？』

とても優しい声でした。

外はすでに薄暗く、小雨が降っていました。

僕は答えました。

『この坂道を真っ直ぐ下りて、突き当たりを右に行くとありますよ』

すると彼女は、僕に顔を近づけ、マスクをはずしながら『ありがとう』と言っ…

えっ…？

僕は、あまりの恐怖に凍りつきました…。

そして次の瞬間、身体の震えが止まらなくなりました。

その彼女の口は、確実に耳の辺りまで裂けていたのです。

大きく裂けた口でにっこりと微笑みながら、彼女は再びマスクを付け、足早に僕の元から去っていきました…。








何度も言いますが、実話です。

人生の中で、これ以上の恐怖を味わったことは、今までありません。

あなたは『口裂け女』の存在を信じますか？

えっ…信じない？

そう答えたあなた…

近い将来、遭遇するかもしれませんよ。

そして、こう話しかけられるでしょう。

『あなた…私の存在を信じてないんだって？』って…

フッフッフ…