解離性健忘を起こしている次男。


健忘を起こしているのに気づいた私は、対象人物と物理的に距離をとったり、記憶と結びつく場所をとにかく避けたりしながら過ごし、そのお陰からか現在は健忘の記憶事態は消滅した感じがします。(ただし、体に不安は残ってる)


スクールカウンセラーの先生から、使わないシナプスは消滅していくので健忘の記憶をとにかく思い出させないよう過ごして楽しい記憶を沢山作ってあげるといいと言われたこともあり、怒ることが多くて楽しい記憶は自信ないですが…とにかく健忘に結びつく記憶は排除していってました。

児童精神科ドクターからは、とにかく症例がないので対策方法がわからないのと、症状が出てきた時に対処療法をするしかないと言われたこともあります。



解離性健忘を起こしてると周りが気づくことが、まずほぼないということもあって症例がないということです。
私自身が解離性障がいと診断された過去があったため、解離性障がいのひとつである解離性健忘のことを知っていたのと、解離性健忘の当事者の日記を読んだことがあったので異変に気づいたようです。
なのでドクターにも気づいたことに驚かれたし、発達支援の人からは中々信じてもらえない



でも、異変に気づいたのは、以前よく会っていた隣人と会わなくなったとはいえ、記憶力のいい次男がその人だけを不自然に忘れていて変だなと思ったのと、
偶然でも会ったあと一週間程は寝る前に情緒不安定になり手に負えなくなったりして、明らかに様子がいつもと違ったから。



そういえば、療育園のお母さんが、一言でいいから些細なことでも子どもの様子を毎日手帳に書くと子どもの異変に早く気づけると言ってました。(なんのあと機嫌悪いとか機嫌いいとかそんな感じで)





次男の解離性健忘については↓こちらにも書いてます。超絶長いんですけど…






記憶が消滅したかも?と喜んでたんですが。。





確かに脳内での記憶は消えてますが、体の記憶は覚えてるんですね。


これが二次障がいに繋がってくのかもしれないと私は感じました。



フラッシュバックは記憶が鮮明に思い起こされて体が硬直したり色んな症状が出たりして、PTSDになっていったりしますが、健忘の場合、そこの記憶を覚えてるのと消滅してるのとでまた違う気がしますが、消滅してなかったら突然思い出すことがあります、横で見ていて、全て共通してるのは体が覚えてるということなんじゃないかなと思いました。




次男、現在、放課後等デイサービスに通っていて、そこで健忘の記憶の場所を車で通ったようで、その日と翌日、心因性の体調不良になりました。



不安を少しでも和らいで楽しく過ごして寝たほうがいいと思い、楽しい話しをして笑い合い、体に出ている不安をマッサージで少しでも和らげ、なるべくリラックスできる状態にして寝かせました。


不安な時なんかは腕の内側(手首から肘のほうまで)をゆっくり撫でるとよいです。
あと、足裏の内側(土踏まずから膝のほうまで)をゆっくり撫でるのもよいです。




以前だったら、健忘の記憶に関係ある出来事があると軽い躁状態になってましたが、思春期に入った現在は心因性の体調不良が出るようになりました。



発達障がいのある子は、健忘を起こしやすい可能性が高いかもしれないと療育センターのドクターは言ってました。