またも演劇業界で公演中止が相次いでいる。
関わった人、時間…
そして想いが、痛いほど分かるので
やるせ無い気持ちでいっぱいになる。
6月、J-OFFでも公演を中止した。
時間を掛けて準備してきたものが
一瞬で無駄になる。
ただただ、悔しい。
そんな中でも出来ることはないかと
模索した。
お客様に、安心安全で楽しんで頂く
無観客配信公演
最小限の出演者
感染リスクを最大限に回避するための
稽古時間短縮
それらを加味して立ち上がった企画
アドリブガチバトル
『GROUND ZERO』
役者が会うのは、舞台上のみ
1対1の即興芝居。
はじめこの企画を聞いた時
三上は、反対した。
即興芝居の経験がない三上は
それで、お客様に楽しんでもらうことが
できるとは思わなかったし
なによりも
その舞台に立っている自分を想像し
ただただ、怖かった。
物語も決まっていない
台詞もない
誰が相手か分からない舞台に立ち
自分に何ができるのか⁇
不安と恐怖しか感じなかった。
それでも、みんながこの企画の可能性を
根気強く話してくれた。
そして
その役割を三上に与えてくれたと思い
自分を信じ
役者を信じ
舞台に立つことに決めた。
実際にやってみると
その恐怖は、想像以上だった。
ゲストの準備を、地下の稽古場で
1人待つ。
その時間は、今思い出しても
震えてくる。
1ヶ月という期間
いつも自分で自分を奮い立たせ
舞台に立ち続けた。
同じ想いをしていたであろう
巌大介とともに。
ファイナルバトル
巌大介×三上潤
同じ想い、同じ覚悟で
挑み続けたからこそ生まれた
最初で最後の物語。
本日18時
アドリブガチバトル
『GROUNDZERO』
巌大介編シーズン4、配信開始!
お見逃しなくっ
自分を信じ、役者を信じ
演劇の力を信じながら
ぼくらの挑戦は続きます。



