安田記念。香港馬2頭が参戦してきますね。


香港馬今回は馬券内来れるのか?

ちょっと簡単に検証してみた。


【ロマンチックウォリアー】


まずは戦績を見て文句を言う人はいないと思う。



香港歴代でも最強馬に近い存在であり、あのプログノーシスを子供扱いするなど、いまだ日本馬に先着を許した事はない香港を代表する馬だ。


●左回りは大丈夫か?

これに関しては全く問題ないと思う。コックスプレートというオーストラリアのレースでも見事に勝利していて、この時の時計はあのオーストラリアの女傑ウィンクスに0.2秒差。直線もかなり短いコースにも関わらず勝ったのは凄いよね。


●時計面からはどうか?

ここはかなり微妙。というのも日本の高速馬場で良馬場なら1.31~32秒台の時計が出てもおかしくない。それに比べてロマンチックウォリアーは1.33~34秒台しか持っていない。もちろんコースも馬場も違うから確実な事は言えないが、例年外国馬が苦戦する要因の一つだろう。ただ、週末の雨予報はかなりありがたいはず。もともと掻き込むような前駆の動きなだけに歓迎なはず。


●ラップ面からはどうか?

ここは問題ないと思う。1200~1600レースでもなかなかの道中のラップにもついていけている。

スチュワーズカップはスローな流れからゴールデンシックスティに負けたわけだが、そこは位置取り次第だったと見ており、かなり僅差なわけで心配には及ばないはず。


●追い切りはどうか?



動きからは全く問題ないと思う。

追えば追うほど伸びそうだったし。ちなみに帯同馬のロマンチックチャームはオーストラリアG2勝ちがある実力馬だが日本のレースには出ないそう。


これらの情報からも、雨が降って時計がかかればロマンチックウォリアーが勝つ可能性は十分ある。まずは当日の馬場や時計を見ましょう✨



【ヴォイッジバブル】


こちらも言わずとしれた香港を代表する1頭。



●あのゴールデンシックスティとも勝ち負けを演じる1600の申し子


こちらは香港マイル。1着がゴールデンシックスティ、2着がヴォイッジバブル

こちらはチャンピオンズマイル。3着がヴォイッジバブルで4着がゴールデンシックスティ。

このレースからもゴールデンシックスティと勝ち負けを出来る実力馬である。チャンピオンズマイルは馬場が過去に比べてとんでもない重馬場であったためゴールデンシックスティには勝てたが、ほとんどレベルの差はないと考えても良いだろう。ちなみに香港マイルは以下の結果だ。



今回出る日本馬にも完全に実力差を見せつけている。


またスチュワーズCではビューティーエターナルに勝利していてビューティーエターナルは、後にGⅠのチャンピオンズマイルを勝利する実力馬だ。 香港ゴールドカップ2000mではロマンチックウォリアーにクビ差の2着まで迫っており、言わずもがな1600~2000なら香港の最強馬達と何ら遜色はない。


●左回りは大丈夫か?

ヴォイッジバブルに関しては分からない。ドバイターフは内側に終始いて窮屈な競馬をしていて、持ち味の持続的な脚を使えなかった。またルメールの落馬から手綱を引っ張りスピードが減速、これでは13着大敗は仕方ないかもしれない。


●イウ調教師の不気味さ

イウ調教師は、2010年スプリンターズSにてウルトラファンタジーで1着を取っており、日本の馬場もある程度把握していると思われる。また、


と発言しており、確実に獲るために参戦してきてるように思う。

●馬場は意外にも重馬場は否定的
香港馬だし馬場は時計がかかれば良さが出ると思う方も多いはず。ただイウ調教師は逆で


と発言していて、これはチャンピオンズマイルの結果から馬場が重すぎるのはちょっと、、て感じらしい。

●パートンも実力を認めた馬

パートンはノームコアで香港C、アドマイヤラクティでコーフィールドC、エアロヴェロシティで高松宮記念を勝ち、WSJS(現WASJ)を優勝した経験を持つ。日本ともゆかりがある騎手で、世界的な名手です。そんな彼は



と発言していて、ラップやペースからも今回の安田記念に合うこと、そしてゴールデンシックスティの次のレベルということは、かなり怖い存在ではないだろうか。


結論として

良馬場想定なら

◎ヴォイッジバブル

▲ロマンチックウォリアー

稍重馬場以上の想定なら

◎ロマンチックウォリアー

▲ヴォイッジバブル


といった感じで考えて良さそうですおねがいあとは馬場がどこまで回復するか、どのくらい時計が芝で出るか、によって取捨選択した方が良さそう。


安田記念楽しみですね~😆