みなさん、お久しぶりです!ブログ放置ですみません(笑)
年内の診療やセミナーの準備も一段落ついたので、久々のブログ更新いたします^^
今日は髪に良いという栄養素や食べものについて書きますね。
髪の毛にはワカメや昆布などの海藻が良いって、昔から言われていますよね。実際に海藻類には発毛に必要な栄養素、カルシウムや亜鉛、ヨウ素などのミネラル、食物繊維、タンパク質などが含まれているので、髪に良いというのは正解なんですが、実際にフサフサと発毛してくる訳ではなく、これらは髪を生成するための材料にすぎないのです!
【髪に良い栄養素】(食品100gに含まれる栄養素)
1.タンパク質:髪の毛の材料になるタンパク質は絶対必須です。髪の毛は99%がケラチンタンパクで出来ている。
2.ビタミンA:頭皮の新陳代謝を促進させ健康に保つ。
(必要量は、♀500~♂600μg /日)
• 鶏レバー(14,000μg)
• 豚レバー(13,000μg)
• あんこう(肝)(8,300μg)
• うなぎ(肝&蒲焼)(4,400μg)
• ほたるいか(1,500μg)
3.パントテン酸:毛根や皮膚に栄養を与える。
(必要量は、♀5~♂6mg /日)
• 鶏レバー(10.10mg)
• 豚レバー(7.19mg)
• 牛レバー(6.40mg)
• 鶏卵(卵黄)(4.33mg)
• 納豆(4.28mg)
4.ビオチン:白髪や薄毛を予防する。
(必要量は、♀♂50μg /日)
• 鶏レバー(232.4μg)
• 豚レバー(79.6μg)
• バターピーナッツ(95.6μg)
• 牛レバー(76.1μg)
• 鶏卵(卵黄)(65. 0μg)
5.亜鉛:脱毛を予防する。
(必要量は、♀9~♂12mg /日)
• 牡蠣(生)(13.2mg)
• 豚レバー(6.9mg)
• ほや(5.3mg)
• 牛肉(4.9mg)
• 鶏卵(卵黄)(4.2mg)
その他にも…
6.カルシウム:薄毛を予防。カルシウム不足 → イライラ → ストレス → 頭皮環境の悪化 → 薄毛・抜け毛につながります。
• チーズ
• 桜えび
• しらす干し など
7.アスタキサンチン(フィトケミカルの一種):育毛効果あり。
• 紅サケ
• 桜えび
• アミエビ など
もう皆さんお分かりですよね(笑)髪には鶏レバーや豚レバー、卵の黄身が一番ということ!!またレバーや卵には良質な動物性タンパク質が豊富で、これが体内でアミノ酸に分解され、髪の材料に使われますよ!
他にも薄毛の予防に効果がある「カルシウム」が豊富なチーズ、桜えび、シラス干し。育毛効果のあるスーパー抗酸化物質「アスタキサンチン」が豊富な紅サケ、桜えび、アミエビ。なども意識して食べるようにしましょうね~!
皆さんは旬の野菜を食べていますか?
女子栄養大学の研究などでも、旬の野菜の栄養価は昔も今もそれほど変わらず、野菜は旬の時期に充実した栄養価を持ち、それ以外の季節は旬に比べて数分の一の栄養価しかないということが分かっています。
栄養士さんなら誰でも知っている「日本食品標準成分表」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会の調査により、2000年以降は5年に一度公表されている)というものがあり、2000年に改訂されたときに年間を通じて食べたときの平均値を記載するようになっていて、旬じゃない栄養価が低い時の分析値も反映されているのです。そのため昔の野菜に比べて今の野菜は栄養価が減っているように見えるものも少なくありません。
実際に2010年の「日本食品標準成分表」におけるホウレン草のビタミンC含有量について、記載値(平均値)は35mgですが、旬でない夏採りの場合は20mgであるのに対し、旬である冬採りの場合は60mgというデータが記載されています。60mgあれば1982年の65mgというデータとさほど変わりないことになります。
また栄養価の不足だけでなく、旬でない野菜(ビニールハウスなどの施設栽培や促成栽培など)は、旬の露地ものの野菜に比べて、多くの農薬が使われているということをご存知ですか?
ある愛知県の慣行栽培のキュウリやナスを調査した結果を見てみると、旬でない施設栽培(促成長期)のキュウリに使われている農薬の使用回数は82剤(回)で、旬の夏秋の露地ものは36剤という大きな差があります。ナスについては、旬でない施設栽培(促成)の農薬の使用回数は60剤(回)であるのに対し、旬の夏秋の露地ものは33剤という少なさです。まぁ33剤というのも十分に多いんですけれど…。
ただでさえ農薬使用回数が多い、キュウリやナス、そしてトマト(プチトマト含む)などを季節外れに食べるなんて、自殺行為であることが分かりますね!
そこで、皆さんは…旬の野菜についてどれだけご存知でしょうか?
下記に一般的な旬の野菜について書いておきますので、ぜひ参考にして下さいね!!
☆ 春が旬の野菜(3,4,5月の野菜)
あしたば
アスパラガス
うど
かぶ
春キャベツ
グリーンピース
クレソン
新ごぼう
さやえんどう
しいたけ
ぜんまい
そら豆
たけのこ
新たまねぎ
たらの芽
にら
パセリ
ふき
みつば
わけぎ
☆ 夏が旬の野菜(6,7,8月の野菜)
青とうがらし
いんげん
枝豆
おくら
きゅうり
ししとう
しそ(大葉)
ズッキーニ
つるむらさき
とうもろこし
トマト
ナス
にがうり(ゴーヤ)
ニンニク
葉しょうが
パプリカ
ピーマン
みょうが
モロヘイヤ
らっきょう
☆秋が旬の野菜(9,10,11月の野菜)
えのき
エリンギ
ぎんなん
さつまいも
里芋
じゃがいも
しめじ
しいたけ(春もOK)
チンゲンサイ
なめこ
ニンジン
まいたけ
マッシュルーム
マツタケ
むかご
カリフラワー
キャベツ
水菜
くわい
ごぼう
小松菜
春菊
せり
セロリ
大根
長ねぎ
菜の花
野沢菜
白菜
芽キャベツ
ほうれん草
ブロッコリー
山芋
ゆりね
旬の野菜を賢く選んで、優れた栄養素を効率よく摂り、農薬のリスクを少しでも減らせるようにしましょう!
参考文献:
『日本食品標準成分表』データより
『旬の食材カレンダー』より
※ 画像はWebより拝借
に引き続き、今回はレバー御三家
(牛レバー、豚レバー、鶏レバー)について、それぞれの栄養価について比較してみましょう。 【牛レバー100gに含まれる栄養素】(一食あたりの目安)
※ 一食あたりの目安は18歳~29歳の平常時女性51kg、一日の想定カロリー1800kcalのデータから算出しています。
※ 赤色の栄養素は一食あたりの目安量をクリアしているもの。
※ ★の栄養素は三種のレバーの中で最も栄養価の高いもの。
画像は絶品の牛レバ刺し↓↓↓
・ビタミンA ……… 1,100μg (217μgRE)
・ビタミンB1 ……… 0.22mg (0.37mg)
・ビタミンB2 ……… 3mg (0.4mg)
・ナイアシン ……… 13.5 mg (3.67mgNE)
・パントテン酸 ……… 6.4mg (1.3mg)
★ビタミンB6 ……… 0.89mg (0.4mg)
・ビオチン……… 76.1μg (17μg)
★ビタミンB12 ……… 52.8μg (0.8μg)
・葉酸 ………1,000μg (80μg)
★ビタミンC ……… 30mg (33mg)
・鉄 ……… 4mg (3.5mg)
・亜鉛 ……… 3.8mg (3mg)
★銅 ……… 5.3mg (0.27mg)
・セレン ……… 50μg (8.3μg)
・モリブデン ……… 94μg (6.7μg)
【豚レバー100gに含まれる栄養素】(一食あたりの目安)
※ 一食あたりの目安は18歳~29歳の平常時女性51kg、一日の想定カロリー1800kcalのデータから算出しています。
※ 赤色の栄養素は一食あたりの目安量をクリアしているもの。
※ ★の栄養素は三種のレバーの中で最も栄養価の高いもの。
画像は肉厚の豚レバ焼き↓↓↓
・ビタミンA ……… 13,000μg (217μgRE)
・ビタミンD ……… 1.3μg (1.8μg)
・ビタミンB1 ……… 0.34mg (0.37mg)
★ビタミンB2 ……… 3.6mg (0.4mg)
★ナイアシン ……… 14mg (3.67mgNE)
・パントテン酸 ……… 7.2mg (1.3mg)
・ビタミンB6 ……… 0.57mg (0.4mg)
・ビオチン……… 79.6μg (17μg)
・ビタミンB12 ……… 25.2μg (0.8μg)
・葉酸 ………810μg (80μg)
・ビタミンC ……… 20mg (33mg)
★鉄 ……… 13mg (3.5mg)
★亜鉛 ……… 6.9mg (3mg)
・銅 ……… 0.99mg (0.27mg)
★セレン ……… 67μg (8.3μg)
★モリブデン ……… 120μg (6.7μg)
【鶏レバー100gに含まれる栄養素】(一食あたりの目安)
※ 一食あたりの目安は18歳~29歳の平常時女性51kg、一日の想定カロリー1800kcalのデータから算出しています。
※ 赤色の栄養素は一食あたりの目安量をクリアしているもの。
※ ★の栄養素は三種のレバーの中で最も栄養価の高いもの。
画像は中はとろ~り鶏レバー串焼きです↓↓↓
★ビタミンA ……… 14,000μg (220μgRE)
・ビタミンD ……… 0.2μg (1.8μg)
★ビタミンB1 ……… 0.38mg (0.37mg)
・ビタミンB2 ……… 1.8mg (0.4mg)
・ナイアシン ……… 4.5mg (3.67mgNE)
★パントテン酸 ……… 10.1mg (1.3mg)
・ビタミンB6 ……… 0.65mg (0.4mg)
★ビオチン……… 232.4μg (17μg)
・ビタミンB12 ……… 44.4μg (0.8μg)
★葉酸 ……… 1,300μg (80μg)
・ビタミンC ……… 20mg (33mg)
・鉄 ……… 9mg (3.5mg)
・亜鉛 ……… 3.3mg (3mg)
・銅 ……… 0.32mg (0.27mg)
・セレン ……… 60μg (8.3μg)
・モリブデン ……… 82μg (6.7μg)
どのレバーも非常に栄養価が高いことが分かりますが、それぞれ詳しく見てみると、得意分野が少しずつ違います。
「ビタミンA」が圧倒的に多いのは、鶏レバーと豚レバー、牛レバーはその10分の1以下と少なめです。牛がもっと新鮮な青草を食べていたら、ビタミンAが増えるのでしょうか笑
「ビタミンB12」と「葉酸」については、どのレバーにも非常に多く含まれているのですが、「ビタミンB12」に関しては牛レバーに、「葉酸」に関しては鶏レバーに軍配が上がりますね。豚レバーに関しては、他のレバーと比較するとやや少なめですね(それでも十分に多いですが…)。
また、普段はあまり目立たない栄養素ですが(笑)ビタミンB群の中でも他の食材を凌ぎ、このレバー御三家にダントツに多く含まれているのが「ビオチン(ビタミンB7)」です。鶏レバーに含まれるビオチンは牛、豚レバーの3倍以上!ビオチン摂取なら鶏レバーと覚えて下さいね。ビオチンには皮膚の健康を保ったり、筋肉痛を緩和したり(乳酸をリサイクル)、白髪や薄毛を緩和するという嬉しい効果が期待できます。それだけでなく免疫反応、細胞分化の誘導や糖新生、脂肪酸の分解&合成にも関係してる重要な栄養素です。
特に女性に多い鉄欠乏性貧血の改善に効果的な「鉄」については、豚レバーに13mgと一番多く含まれていて、次いで鶏レバーに9mg、牛レバーにおいては4mgと豚レバーの3分の1以下となってしまいます。豚レバーを100g食べれば、成人有経女性に必要な一日の推奨量である10.5mgを軽くクリアしますね。逆算すると、約80gの豚レバーを食べればそれだけで女性が一日に必要な鉄が摂取できてしまうということです。鉄を効率よく摂取したければ、レバーの中でも豚レバーか、お手軽に購入できるという点から鶏レバーを選択すれば良いのです。
他のミネラルである「亜鉛」「セレン」「モリブデン」については、一番多く含まれているのは「鉄」と同様、豚レバーですね。
「ビタミンC」については、果物や野菜のようには多く含まれていませんが、牛レバー100g中には30mg、豚レバーと鶏レバーにはそれぞれ20mgのビタミンCが含まれています。このように動物の内臓(レバー、副腎、腎臓など)にもビタミンCが含まれていることで、それを食している先住民族の人たちはビタミンC不足(壊血病)にならなかったのでしょう。
今はいろいろな事件(食中毒など)があって、一部の馬などのレバーを除き、牛などのレバーを生で食すことは出来なくなってしまいましたが、良質な動物性タンパク質を摂取しようと思うと、できるだけ加熱はしたくありません!!また各ビタミン類(特にビタミンB群やビタミンC)なども熱に弱い性質があるので、加熱せずに食べられれば理想的です。
↑↑↑画像にあるような生でレバーが食べられる日がまたやって来ることを心から望んでおります(笑)。みなさんも日々の食卓の中に「食べるサプリメント」であるレバー御三家を上手く取り入れて、効率よく栄養を摂取していきましょう!
レバー(肝臓)はまさに「栄養の宝庫」です。特に女性にとっては「食べるサプリメント」とも言われます。
レバーに「鉄」が多いのは有名ですが、赤血球の形成・再生をする「葉酸」と「ビタミンB12」も圧倒的に多く、造血を促す働きがある「モリブデン」も非常に豊富です。また動物性食品にはほとんど含まれないとされる「ビタミンC」が比較的多く含まれており、「鉄」の吸収を助けるのにも一役買っています。このようにレバーを食べると様々な栄養素の働きで、貧血の予防に優れた効果を発揮します。
また、「必須アミノ酸」のバランスもよく、生命の維持や細胞の正常な分化に不可欠な「亜鉛」も豊富です。
各種ビタミンの含有量でも、レバーに匹敵する食品はほかにありません。 特に「ビタミンA」と「ビタミンB2」は、レバー50gで成人の1日の必要量をまかなうことができるほどです。
「ビタミンA」は、肝臓機能を正常化したり、皮膚や粘膜の新陳代謝を促し、皮膚や粘膜、骨などの造りかえに役立ちます。また視力のもとになったり、免疫力を高める働き(IgA抗体をつくる)もあります。
「ビタミンB2」は、脂質や糖類のエネルギー代謝に関わり、粘膜の機能を維持したり、皮膚や粘膜の細胞の再生(成長)を促します。また脳や肝臓の働きを助けたり、鉄の代謝や成長ホルモンの合成にも関与します。
それだけでなく、前述の「葉酸」と「ビタミンB12」をはじめとする他の7種程のビタミンB群もレバーだけで十分といえるだけの量が含まれています。
またレバーには、体細胞をつくり出し、若さを保つともい われる「核酸」も多く含まれます。「核酸」は、三大栄養素(糖質、タンパク質、脂質)の代謝に必須であり、あらゆる種類の酵素の補酵素として働いている「ビタミンB群」を効率的に働かせるためにも重要な栄養素でもあります。レバーに含まれる豊富な「ビタミンB群」と「核酸」は、まさに最強コンビと言えます!
病気の薬としての食材にもなりうるレバーは、欧米でガンの治療に活用されているゲルソン療法※で、古くは仔牛のレバーをジュースにして飲んでいたこともあったほどです。
(※ゲルソン療法:ガンの原因となる食品を排除し、 自然な食物の持つ様々な栄養素をバランスよく摂取することによって 人間が本来持っている身体の機能を高め、自然治癒力を高めることによって、病気を排除しようとするものです。)
肉食動物が草食動物などを襲って食べるとき、まず内臓からたべることについては諸説がありますが、間違いなく本能的に内臓(レバー)の方が肉の部分より栄養価が高いことを知っているに違いありません。
※ 次回のブログでは、牛レバー、豚レバー、鶏レバーについて、それぞれの栄養価について比較したいと思います。















