立秋、お盆を過ぎて
沖縄もようやく爽やかな風が
吹くようになりました。
皆さんがいらっしゃるところは
どんな感じですか？
先日メルマガに書いたことを
こちらのブログにも記載します。
ブログタイトルにある
「体の神秘に学ぶ人生の歩き方」とは、
先日読んだ佐治晴夫さんのコラムのタイトルでした。
佐治晴夫さんは理学博士（理論物理学）であり、
宇宙創生にかかわる「ゆらぎ」研究の第一人者。
1/ｆゆらぎを扇風機など家電製品に
応用された方でもあるそうです。
このコラムがとても興味深く、
皆さんにもシェアしたいと思ったので
一部抜粋してご紹介させていただきますね。
がん細胞の元気さは、その細胞の構造から見て、人間が子孫をつくるために持っている生殖細胞の元気さと同じなのだそうです。
とすれば、がんに罹患した場合、その生死にかかわる二つの相反する働きのどこに妥協点を見つけるかということが、今後の人生を決めることになり、賢く共存することがその答えの一つになります。
これは、2世紀から3世紀を生きたインドの僧であり思想家でもあった竜樹がいうところの中庸を思い起こさせます。
この中庸とは、どっちつかずということではなく、相対するものを包括したうえで、一段高い視座から調和として見ることで、現代アメリカの心理学者、J.H.フラベルが定義づけている「メタ認知」、つまり、自分が認知している知識を、さらに高次の視点から再構築して理解していくという考え方です。
この考え方は、陰陽が、互いに浸透しあいながら変転を続けて世界が構築されていくとする東洋の考え方に似ています。
事実、人間の体の中では、各臓器が深くかかわりあいながら連携して働いており、食べ過ぎればお腹をこわして食欲にブレーキをかけ、緊張する場面では、心拍を速めて体の運動機能保全の準備を行うというような自動制御機能が内在しています。
最近、一つの漢方薬の中に含まれる成分を調べてみたところ、ある機能を制止する働きと、逆に、その機能を増進させる働きの両方の成分が入っていて、それを服用すると、理由は定かではありませんが、どちらか一方を身体が自動選択して治癒に導くという事実に直面しました。
自然の一部である人間には、生命を持続させるためのなんらかの巧妙なプログラムがあるのかもしれません。
このコラムを読んで、
もう～～～～大興奮！！！！！
私達の身体って、
なんって神秘的で、
偉大で、
素晴らしいんだ～～～～！！！
（特に漢方薬の件のところは鼻息荒くなりました…
）
いや～、常々、身体ってすごいなぁと思ってはいるのですが、新たな観点からそのすごさを再認識させてもらったコラムでした。
夫が、がんになった時、
がんにまつわる本をたくさん読みました。
そこで知り得たことの一つが、
身体は生存するために、
自らがん細胞を作り出しており、
がん細胞は決して悪者ではないということでした。
がん細胞は身体にとって
有害（悪者）だから排除する、
という視点だけしかなかったら、
何故がんになったのか？ということを
見えづらくしてしまいますよね。
例えば、、、
大地が酸性に傾いていたら、
酸性に耐えうる雑草が生えて、
その雑草が枯れて養分となり、
大地の酸性が中和されたら、
今度はそれに見合った雑草が生えてくるのです。
雑草は決して悪者ではなく
必要があって生えてきている場合があるのです。
（ちなみに、がんは身体が酸性に傾いていることが要因の一つです）
上記のコラムにもあるように、がん細胞は
生と死という相反するエネルギーを持っていて、
それを包括している身体は、
大地の中で繰り返される生と死を包括している
地球と同じだと思うのです。
植物が芽を出し（生）
枯れて大地に戻っていく（死）
という自然の営みが、
この身体の中にも起こっているって、
すごく神秘的じゃないですか？
身体は、常に常に調和しようとしているんだなぁと改めて感じました。
実は、先日、東京でロッキング・メディテーションの施術をさせていただき、そこで感じたことをインスタに投稿したんですね。
身体の中にある自然の神秘に触れた時、
人間も自然の一部だということを、
頭の理解ではなく、
腑に落とせるのではないかと思っています。
人間も地球も一緒なんだと思うことができたら、
「自然を大事にしよう」
「地球にも他人にも自分自身にも優しくしよう」
と、キレイごとではなく自然とそういう生き方になる気がしませんか？
そんな思いを持ちながら、
ヨーガを伝えたり、
施術をさせていただいているのですが、
コラムを読んで
「あ～、、、やっぱり体の神秘に触れるって大事なんだな」
と背中を押してもらえたような気がしました。
コラムの最後にはこのように締めくくられていました。
体自身が持つ機能に学ぶことがあるとすれば、人間社会においても、まず、対立を乗り越え寛容と強調の世界を目指すことの先に、持続可能な世界が見えてくるのではと、そんな気がしています。
私達は物事を
良い・悪い、
正しい・間違い、
という相反する視点で捉えてしまいがちですが、
相対するものを包括したうえで、
より高い視点から物事を見ることができたら
調和が生まれるのではないかと思います。
それにはまず、一番身近な自分の身体を通して、
この身体を感じることから始めてみることかなと思っています。
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ヨーガスートラに触れる会
座学（ヨーガスートラ）と
実践（アーサナ、呼吸法、瞑想）を
通してヨーガを深めていく時間にします。
◉日程：9月8日（木）10：30〜12：30
◉場所：百名公民館
沖縄県南城市玉城百名104-1
◉参加費：2,500円（税込）
◉持ち物：
・筆記用具
・ノートやメモ帳
・ヨガマット（レンタル100円）
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◉申込方法：予約サイト（←クリック）にて受け付けています。
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