【安保法制案強行採決阻止】 集まれ! 僕らの声は届くのだ | 語り得ぬものについては沈黙しなければならない。

【安保法制案強行採決阻止】 集まれ! 僕らの声は届くのだ

国会前のデモは結局朝の5時まで続いたので声がガラガラだ。
まあ、20代の子たちほど体力のない僕は、途中二時間ほど赤坂のネットカフェで休んだあと、セブンで差し入れ買ってタクシーで国会前に戻ったという軟弱なオッサンなんだけどさ。

さて。
「デモなんか意味がない」とか「国会議事堂に声上げてどうすんの?」とか言う人がいる。直接行動による民主主義の実現というのをまるで理解していないわけだが、その話は長くなるので今はやめよう。

SEALDsの奥田愛基君が言ってたこと。
「以前は野党の議員と話をしても『どうせ強行採決で決まっちゃうよ』みたいな感じだった。だけど今夜は、野党議員が身体を張って強行を阻止している」
そう、野党議員もだらしなかったのだ。数の力で負けるに決まってると諦めていたのだ。
だが、彼らの気持ちを変えていったのが、まさに民意である。
世論調査の結果などはもちろん、連日行われる国会前のデモが、寝惚けた野党議員を目覚めさせた。これは間違いない。

昨夜、国会前では「安倍は辞めろ」「強行採決絶対反対」など、いつものシュプレヒコールに加え、「野党は頑張れ」コールが鳴り響いた。
国会の中でも、その声はちゃんと聞こえている。野党議員のtweetには「聞こえています!」が飛び交った。

こんな状況の中で、野党がだらしない姿を見せるわけにはいかないだろ? こっちは雨の中びしょ濡れになりながらも声を上げているのだ。
また、与党議員といえどもマトモな神経を持っていれば、そんな状況の中で強行なんかしたくないはずだ。

いいかい?
僕らの声は届くのだ。

本日も国会前抗議行動は続きます。
一度来てみろ。

国会前での注意事項としては、無理をしないこと。
18時~21時くらいはものすごい人で、前のほうは身動きできないくらいになる。ぎゅーぎゅー詰めだ。だから自信のない人は無理して前に来ようとしないこと。
また、昨夜も逮捕者が10人以上出た。現場に来ると警察の過剰警備にムカついて、ついつい熱くなりがちだが、敵は目の前の警察官ではない。落ち着こう。
警察官も熱くなっていて、「部隊は下がれ」の命令を聞かない馬鹿マッチョも多い。車道封鎖を無理して決壊させようとしないこと。最前列近くの車道側は特に荒れるので、内側を歩こう。

昨夜は、参院での採決はおろか、委員会での締めくくり質疑の開催も、その前に行われるわずか10分間の理事会も阻止された。

もう一度言おう。
僕らの声は届くのだ。
集まれ!