トヨタ生産システム・・改善を進め効率を上げて利益を上げる・・・
表向きに言えは大まかに言えばこうなる。
しかしトヨタ生産システムの根底にあるものは”野麦峠”だ。
若い世代はわからないかもしてないが、紡績で働く女工さんの
話だ。
そもそもトヨタ自動車の前身は織機業界だ。紡績で儲けた金で
自動車産業に進出したのだ。ところでこの4,50年以上も前の紡績の
条件を知っている人間は就労者の何パーセントいるだろうか?
昔は紡績の上層部の人間が農村部に出向き娘を金で買う。
高利貸しよりおぞましいものだ。買われた娘たちは体を壊すまで
朝から晩までこき使われる。私は紡績の町に住んでいるので状況は
子供ながらにしっている。工場内では、夜逃げしないように見張り台が
あり、逃げられないようになっている。それまで切羽つまった人間の
扱いをしてきた。その流れが今のトヨタ生産システムだ。
そもそもトヨタ生産システムとは何か?簡単に言えは就労時間の
90パーセントは動きっぱなしだ。彼は以後途中、一服もできない。
休憩時間以外は常に体をうごかしている。製造業で、ここまで
切り詰めて成り立つ事業はあるのか?
中休憩のチャイムが鳴ると一斉にトイレに全快で走りようを済ませ
あわてて戻っていく。そして昼休憩・・その後は同じような労働・・
彼らはアフター5は無い。疲れきって帰宅しても寝るだけ・・これで
幸せだろうか?監督者や、生産システム担当者は効率ばかり追求
しているが彼ら自体、働いたことが無い。つまり机上での効率改善
を作業者に押し付けているだけだ。
ゆとり教育前の人間は多少耐えられるが、ゆとり教育社員はついて
いけないだろう。
フォード自動車衰退にてアメリカ経済が衰退したように、トヨタの衰退
も近いだろう。
そう感じるトヨタ生産システム講習だ!