重大犯罪に時効がなくなるのは、100%よいことなのか。
長いスパンで考えてみますと、今から150年後に150年前の殺人事件が未解決な場合。
150年後の捜査当局は、150年前の事件に新展開があったら、捜査しなければならない。
150年前の事件、捜査資料の蓄積はあっても、当時を知る捜査関係者もいません。
これは現在の捜査当局が、幕末の坂本龍馬暗殺事件を捜査するようなもの。
事件発生150年後。加害者はもはや生存していないでしょう。
そんな起訴できない事件でも、被害者の子孫の処罰感情などを錦の御旗に捜査するのか。
犯人の逃げ得を許さないという処罰感情は理解できますが、人間は時間を生きる動物。
冤罪の長期化や、時の経過による捜査への負担なども考慮し、時効は80~100年程でいいのではと思いました。
