A2リーグ第2節 まとめ | Mahjong SQUARE 飛蹄進軍!

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主に日本プロ麻雀連盟の対局や麻雀に関わることを書いていきます。

2016/05/03

[対局相手]
荒 正義
ともたけ 雅晴
藤原 隆弘


第2節 TOTAL ▲53.9
計 ▲86.3



麻雀界のレジェンドとも言われる荒さんをはじめ、すべてA1経験者との対戦。
結果は、完膚なきまでに負け。

敗因はいろいろあるので、書けるところまで個別に書こうと思うが
全体的な印象として


①闘志や活力が感じられない。
②事実、麻雀でも闘ってない。
③遅い


という反省点が顕著だった。

まず
①闘志や活力の欠如のことから。

対局中から感じていたのだが、ほかの三者の気迫はすごいものがあった。

私より大先輩のみなさんがそうなのに、

私は立ち向かっていく姿勢に乏しかったと思う。

とくに「並々ならぬ決意で対局に臨んだ」という藤原プロは

随所でミラクルプレーを繰り返し、それに私は「やられた」形だが

技術云々以前にイキイキとしてた藤原プロに対して

私は、「覇気」がなかった。


それと疲労感もハンパなかった。

対局が終わったあとの1週間は、体力的にガタっときてしまい

ヘルペスが出て疲労が全く抜けなかった。


写真は対局中の私の様子。

2回戦に四暗刻をツモられ親かぶりしてラスをひいた後だが、

険しい顔であると同時に、疲労感が漂う(苦笑)

視聴者の方々からは「西川、やつれてる」というごもっともなご指摘。




この写真はインタビューの途中。

こんなに疲れた対局は過去になく、姿勢が崩れてしまっている(猛省

それに対して元気なともたけさん!




これは、気持ちの問題も大きいし、体力の問題もそう。

体調の管理を徹底して、心身ともに鍛えて万全の状態で臨むところから始めたい。



次、②麻雀で戦ってない、という問題について。

タイムシフトをみて特に痛感したのは

全員、全身全霊で戦っている、ということ。

私はそういうのがないなあ。。

リスク回避、リスク回避、でやっていても

今までは勝てたかもしれないけど、それは通用しないな。

と強く覚悟した。

無難な選択を繰り返しても、4回戦のように結局ひっくり返されちゃう。

(具体的な局面は機会があったら別途。)

帰宅したあと、娘に言われた一言。

「逃げてばかりじゃ勝てないよ」

が心に突き刺さる^^;


③(打牌が)遅いという反省。

インタビューで荒プロが私のことを「遅い」と発言されてて

これが一番ショックだった。

昔から、「人様を待たせてはいけない」と強く自分に言い聞かせ

いかなるときにでもノータイムで!といきがってた自分が

そういうことを言われるようになるとは・・・

で、タイムシフトを見てみると・・・遅い!

確かに、「映像用」に、「少しテンポを落として」

と意識していたところは多々あるのだけど

遅くなっている理由は「迷い」や「恐れ」なんだよね。

日ごろ、そういうことは慎みましょうと主張している私が

こんな「かっこわるく」て人に迷惑をかけていることは恥ずかしいこと。

自己分析してみると、オリの時に時間がかかっている。

普段はやらないような迷い箸が気になるくらいよく見かけたのは

「みられている」という自意識が

「失敗してはいけない」という悪い方向にでてしまっているのかも。

瀬戸熊プロが「そうじゃないと思っているかもしれないけど(雰囲気に)のまれている」

ということが、いろんな部分であるのだろうね。

この点は、反省点の中でも特に意識してすぐに改善したいです。


ただ、ポイントこそ第1節より悪かったけど、前回よりかは前進した実感。

四暗刻対決など、盛り上がった局面もあったし、何点か良いあがりもあったと思う。

途中で、「そうだね」発言という映像的にも面白いところもあったようなので

まあ、よかったとしよう。




現在、トータルポイントは最下位。

でも、だからといって、どうということではない。

最善を尽くすのみ、です。