[対局相手]
荒 正義
ともたけ 雅晴
藤原 隆弘
第2節 TOTAL ▲53.9
計 ▲86.3
麻雀界のレジェンドとも言われる荒さんをはじめ、すべてA1経験者との対戦。
結果は、完膚なきまでに負け。
敗因はいろいろあるので、書けるところまで個別に書こうと思うが
全体的な印象として
①闘志や活力が感じられない。
②事実、麻雀でも闘ってない。
③遅い
という反省点が顕著だった。
まず
①闘志や活力の欠如のことから。
対局中から感じていたのだが、ほかの三者の気迫はすごいものがあった。
私より大先輩のみなさんがそうなのに、
私は立ち向かっていく姿勢に乏しかったと思う。
とくに「並々ならぬ決意で対局に臨んだ」という藤原プロは
随所でミラクルプレーを繰り返し、それに私は「やられた」形だが
技術云々以前にイキイキとしてた藤原プロに対して
私は、「覇気」がなかった。
それと疲労感もハンパなかった。
対局が終わったあとの1週間は、体力的にガタっときてしまい
ヘルペスが出て疲労が全く抜けなかった。
写真は対局中の私の様子。
2回戦に四暗刻をツモられ親かぶりしてラスをひいた後だが、
険しい顔であると同時に、疲労感が漂う(苦笑)
視聴者の方々からは「西川、やつれてる」というごもっともなご指摘。
この写真はインタビューの途中。
こんなに疲れた対局は過去になく、姿勢が崩れてしまっている(猛省
それに対して元気なともたけさん!

これは、気持ちの問題も大きいし、体力の問題もそう。
体調の管理を徹底して、心身ともに鍛えて万全の状態で臨むところから始めたい。
次、②麻雀で戦ってない、という問題について。
タイムシフトをみて特に痛感したのは
全員、全身全霊で戦っている、ということ。
私はそういうのがないなあ。。
リスク回避、リスク回避、でやっていても
今までは勝てたかもしれないけど、それは通用しないな。
と強く覚悟した。
無難な選択を繰り返しても、4回戦のように結局ひっくり返されちゃう。
(具体的な局面は機会があったら別途。)
帰宅したあと、娘に言われた一言。
「逃げてばかりじゃ勝てないよ」
が心に突き刺さる^^;
③(打牌が)遅いという反省。
インタビューで荒プロが私のことを「遅い」と発言されてて
これが一番ショックだった。
昔から、「人様を待たせてはいけない」と強く自分に言い聞かせ
いかなるときにでもノータイムで!といきがってた自分が
そういうことを言われるようになるとは・・・
で、タイムシフトを見てみると・・・遅い!
確かに、「映像用」に、「少しテンポを落として」
と意識していたところは多々あるのだけど
遅くなっている理由は「迷い」や「恐れ」なんだよね。
日ごろ、そういうことは慎みましょうと主張している私が
こんな「かっこわるく」て人に迷惑をかけていることは恥ずかしいこと。
自己分析してみると、オリの時に時間がかかっている。
普段はやらないような迷い箸が気になるくらいよく見かけたのは
「みられている」という自意識が
「失敗してはいけない」という悪い方向にでてしまっているのかも。
瀬戸熊プロが「そうじゃないと思っているかもしれないけど(雰囲気に)のまれている」
ということが、いろんな部分であるのだろうね。
この点は、反省点の中でも特に意識してすぐに改善したいです。
ただ、ポイントこそ第1節より悪かったけど、前回よりかは前進した実感。
四暗刻対決など、盛り上がった局面もあったし、何点か良いあがりもあったと思う。
途中で、「そうだね」発言という映像的にも面白いところもあったようなので
まあ、よかったとしよう。
現在、トータルポイントは最下位。
でも、だからといって、どうということではない。
最善を尽くすのみ、です。
