横浜F・マリノス-サンフレッチェ広島 2-1
ショッキングな敗戦後一週間でどうチームを立て直すかがテーマのゲーム。
それにしても同日の鹿島-新潟戦は先週の敗戦と同様のショックを受けました。
鹿島があっさり散るのは色んな意味で罪深いと思う。
─────────
横浜F・マリノス-サンフレッチェ広島 2-1
試合開始から広島ペース。
前節完敗の不出来を払拭するために中盤をてこ入れ、清水が9試合振りの先発でツーボランチから松田のワンボランチ、兵藤が左、清水右、シュンスケトップ下のダイヤ型。
久しぶりにわかりやすいフォーメーション。
しかしこれが災いしたかパス回しがぎこちない。
中盤からボールを前に運べずマズイ失い方をしてからショートカウンターを受けます。
広島はパスをショートパスを繋いで攻撃的にくるというのが評判としてあるのだけど、どうも横浜と対戦するときはカウンター型になるような気がします。
研究した結果そうなっているのか、マリノスの戦術に対応しているうち自然とそうなるのかわかりませんが、どうも相性が悪い。
例えば鹿島との対戦のように、明らかに地力に差があるという感じではなく、どうもに不運としかいえないような展開になりがち。
この日のサンフレッチェの守備も決して高いラインどりをせず、あくまでセーフティにリトリート。
時にトップの李を残して全員守備という状況が多かったです。
15分清水のミドルシュート、これが合図のようにマリノスが自分たちの新しいやり方を見出したか、パスが回り出します。
ハーフウェーラインから先でスペースを与えられていたわけではないけど、狭いところでも小気味良くパスが展開。
選手同士の距離感はこの日は特に狭かったです。
左サイドバックの田中が度々スペースを生かしたサイド突破。
しかしセンターに高さが足りず。
山瀬、小野が時折仕掛けるドリブルで翻弄するまではいけても、槇野のカバー(この辺はサスガ)でフィニッシュに至らず。
広島はトップの李を目掛けて裏へ走らせるロングボールに徹底。
24分中盤でボールを失ったマリノスがショートカウンターを受けて右サイドに走った森脇、小椋のカバーで一旦奪い返すも、足を振りすぎて空振りした小椋のクリアミスから李に奪われ、キーパー飯倉がペナ内で倒れ込みながらのディフレクション。
こぼれたところを高萩に押し込まれて先制されます。
そしてこの後問題のシーンが。
サンフレッチェ広島おなじみのゴールパフォーマンスを披露せんと選手が集まったところで主審の廣瀬がプレーの再開を強く促して、パフォーマンス自体が中止のお蔵入り。
あえて言わせてもらえば抗議する槇野ら滑稽に過ぎます。
三ツ沢でマリノスサポ集まるゴール裏目の前で奇妙なパフォーマンス披露は意味不明だしやらなくて正解でしょう。
審判に促される以前に自重すべきでした。
そもそも点の入り方からして微妙なもので(この試合の基準ではファールでないのは明らかだけど、場合によってはスレスレ)下手したらサポーターの暴動が起きてもおかしくないし、反対側ゴール裏の広島サポの事を考えれば、彼らが危害を加えられるような事態は想像したくないけど、選手達はそんな事態に発展する危険も考えておくべきです。
楽しみにしている人がいるかどうか知りませんが、ファン感謝デーじゃないんだから時と場合は考えないとです。
33分左サイド山瀬の単独ドリブル。二人をかわして三人目にクリアされるも、田中がペナ外からダイレクトでシュート、一瞬なにが起こったかわかりませんでしたが次の瞬間ボールがゴールへ。
同点。
リプレイで小野がヘディングでコースを変える妙技が確認できました。
このセンス、大器を感じずにはいられませんね。
後半。
にわかにゲームが動き出します。
前半とペース変わらないとみるや9分まず、広島が悩まされていた右サイド(マリノス左サイド)のてこ入れのために森脇に代えてミキッチ。
この交代は広島ベンチをして呻らされました。
この日の田中と左サイドはかなり良くてそこから攻撃が作られていたのに、このサイドが効きにくくなったのは明かで、単独での仕掛け以外にチャンスが少なくなりました。
11分広島、右サイドからのサイドチェンジで左へ、最後は槇野のミドルシュート。栗原に当たってコース脇に。
16分小野のドリブル、自ら持ち込んでシュートまでいきます。ギリギリで左外。
19分広島、森崎浩二に代えて青山。
この交代はこの試合のターニングポイントだったかもしれない。非常に効果的でしたね。
中盤の底から左右、特に右サイドのミキッチへボールを散らせるようになって、マリノスの最終ラインを押し込むことができるようになったし、そのせいでマリノスは攻撃時に中盤の人数が足らなくなり、ただでさえこの日は選手の距離が近い状態で初めてゲームが作れていたのに、距離が離れてしまってはパスが回らなくなりました。
またワンボランチの影響が大きいと思いますが、サイドへ大きく振られるとカバーが間に合わなくなることが多かったです。
マリノス、左サイドから再三のピンチが。
時計が進むたび、サンフレッチェの圧力が増し、試合を見ていてピンチのたびにベンチ動いて欲しいなあと思っていたのだけれど、木村監督微動だにせず…。
しかしこれこそ和司マジック(安っぽい言葉;)なのかもしれない。
運動量が全体的に低下していたし、例えばツートップやプレーに精度を欠く兵藤は格好の交代要員だったとみていました。
ほとんどチャンスも作れない中で、ピンチが多ければ交代は当然の策だと思いますが、我慢しましたね。
そしてこれが実ります。
圧巻。
36分。ボールを奪った栗原がなにを思ったか華麗なテクニックを披露してプレッシャーをかわしシュンスケに預けると、そのまま右サイドをダッシュ。
シュンスケが計ったように栗原にスルーパス。
フリーで受けると数タッチ持ち込んで丁寧にセンターリング。
中央走り込んだ清水がダイレクトシュート。
狙う余裕はなかったそうだけど、しっかりキーパーの逆をついてふかさず撃ちきりました。ビューティフルゴール。
監督はここから小野→端戸 兵藤→狩野 山瀬→松本となお攻撃的な交代を披露して広島には特になにもさせず試合終了。
ゴール後パフォーマンスなんて手慰みより客に向ける大切なモノがここにこそ詰まっているように思いました。
なにより鹿島戦の敗戦から気持ちが切れてなかったのが嬉しい。
上位陣がもたついた中、同順位対決を取ったのは大きいですね。
ACL圏内まだあるかもという希望を持てました。
それにしても同日の鹿島-新潟戦は先週の敗戦と同様のショックを受けました。
鹿島があっさり散るのは色んな意味で罪深いと思う。
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横浜F・マリノス-サンフレッチェ広島 2-1
試合開始から広島ペース。
前節完敗の不出来を払拭するために中盤をてこ入れ、清水が9試合振りの先発でツーボランチから松田のワンボランチ、兵藤が左、清水右、シュンスケトップ下のダイヤ型。
久しぶりにわかりやすいフォーメーション。
しかしこれが災いしたかパス回しがぎこちない。
中盤からボールを前に運べずマズイ失い方をしてからショートカウンターを受けます。
広島はパスをショートパスを繋いで攻撃的にくるというのが評判としてあるのだけど、どうも横浜と対戦するときはカウンター型になるような気がします。
研究した結果そうなっているのか、マリノスの戦術に対応しているうち自然とそうなるのかわかりませんが、どうも相性が悪い。
例えば鹿島との対戦のように、明らかに地力に差があるという感じではなく、どうもに不運としかいえないような展開になりがち。
この日のサンフレッチェの守備も決して高いラインどりをせず、あくまでセーフティにリトリート。
時にトップの李を残して全員守備という状況が多かったです。
15分清水のミドルシュート、これが合図のようにマリノスが自分たちの新しいやり方を見出したか、パスが回り出します。
ハーフウェーラインから先でスペースを与えられていたわけではないけど、狭いところでも小気味良くパスが展開。
選手同士の距離感はこの日は特に狭かったです。
左サイドバックの田中が度々スペースを生かしたサイド突破。
しかしセンターに高さが足りず。
山瀬、小野が時折仕掛けるドリブルで翻弄するまではいけても、槇野のカバー(この辺はサスガ)でフィニッシュに至らず。
広島はトップの李を目掛けて裏へ走らせるロングボールに徹底。
24分中盤でボールを失ったマリノスがショートカウンターを受けて右サイドに走った森脇、小椋のカバーで一旦奪い返すも、足を振りすぎて空振りした小椋のクリアミスから李に奪われ、キーパー飯倉がペナ内で倒れ込みながらのディフレクション。
こぼれたところを高萩に押し込まれて先制されます。
そしてこの後問題のシーンが。
サンフレッチェ広島おなじみのゴールパフォーマンスを披露せんと選手が集まったところで主審の廣瀬がプレーの再開を強く促して、パフォーマンス自体が中止のお蔵入り。
あえて言わせてもらえば抗議する槇野ら滑稽に過ぎます。
三ツ沢でマリノスサポ集まるゴール裏目の前で奇妙なパフォーマンス披露は意味不明だしやらなくて正解でしょう。
審判に促される以前に自重すべきでした。
そもそも点の入り方からして微妙なもので(この試合の基準ではファールでないのは明らかだけど、場合によってはスレスレ)下手したらサポーターの暴動が起きてもおかしくないし、反対側ゴール裏の広島サポの事を考えれば、彼らが危害を加えられるような事態は想像したくないけど、選手達はそんな事態に発展する危険も考えておくべきです。
楽しみにしている人がいるかどうか知りませんが、ファン感謝デーじゃないんだから時と場合は考えないとです。
33分左サイド山瀬の単独ドリブル。二人をかわして三人目にクリアされるも、田中がペナ外からダイレクトでシュート、一瞬なにが起こったかわかりませんでしたが次の瞬間ボールがゴールへ。
同点。
リプレイで小野がヘディングでコースを変える妙技が確認できました。
このセンス、大器を感じずにはいられませんね。
後半。
にわかにゲームが動き出します。
前半とペース変わらないとみるや9分まず、広島が悩まされていた右サイド(マリノス左サイド)のてこ入れのために森脇に代えてミキッチ。
この交代は広島ベンチをして呻らされました。
この日の田中と左サイドはかなり良くてそこから攻撃が作られていたのに、このサイドが効きにくくなったのは明かで、単独での仕掛け以外にチャンスが少なくなりました。
11分広島、右サイドからのサイドチェンジで左へ、最後は槇野のミドルシュート。栗原に当たってコース脇に。
16分小野のドリブル、自ら持ち込んでシュートまでいきます。ギリギリで左外。
19分広島、森崎浩二に代えて青山。
この交代はこの試合のターニングポイントだったかもしれない。非常に効果的でしたね。
中盤の底から左右、特に右サイドのミキッチへボールを散らせるようになって、マリノスの最終ラインを押し込むことができるようになったし、そのせいでマリノスは攻撃時に中盤の人数が足らなくなり、ただでさえこの日は選手の距離が近い状態で初めてゲームが作れていたのに、距離が離れてしまってはパスが回らなくなりました。
またワンボランチの影響が大きいと思いますが、サイドへ大きく振られるとカバーが間に合わなくなることが多かったです。
マリノス、左サイドから再三のピンチが。
時計が進むたび、サンフレッチェの圧力が増し、試合を見ていてピンチのたびにベンチ動いて欲しいなあと思っていたのだけれど、木村監督微動だにせず…。
しかしこれこそ和司マジック(安っぽい言葉;)なのかもしれない。
運動量が全体的に低下していたし、例えばツートップやプレーに精度を欠く兵藤は格好の交代要員だったとみていました。
ほとんどチャンスも作れない中で、ピンチが多ければ交代は当然の策だと思いますが、我慢しましたね。
そしてこれが実ります。
圧巻。
36分。ボールを奪った栗原がなにを思ったか華麗なテクニックを披露してプレッシャーをかわしシュンスケに預けると、そのまま右サイドをダッシュ。
シュンスケが計ったように栗原にスルーパス。
フリーで受けると数タッチ持ち込んで丁寧にセンターリング。
中央走り込んだ清水がダイレクトシュート。
狙う余裕はなかったそうだけど、しっかりキーパーの逆をついてふかさず撃ちきりました。ビューティフルゴール。
監督はここから小野→端戸 兵藤→狩野 山瀬→松本となお攻撃的な交代を披露して広島には特になにもさせず試合終了。
ゴール後パフォーマンスなんて手慰みより客に向ける大切なモノがここにこそ詰まっているように思いました。
なにより鹿島戦の敗戦から気持ちが切れてなかったのが嬉しい。
上位陣がもたついた中、同順位対決を取ったのは大きいですね。
ACL圏内まだあるかもという希望を持てました。