太陽光発電や風力発電の、再生可能エネルギーの送電申請により既存の電力網の増強や変更が必要となり、連系制限や系統日の数ヵ月~数十ヶ月待ちなど、再生可能エネルギーの設置が進まない要因になっております。
単純に原発を稼働していないか原発の電力網に再生可能エネルギーを系統連系すれば?
とは思いますが、太陽光発電は産業用とは言え、10KW~2000KW未満が大半で、既設電力網の高圧線への連系申請なので、原発など特別高圧線とは異なる電力網なので、高圧の電力網を増強する事になっております。
また、「同時同量」の原則があるので、発電された電力を需要先の使用量(消費量)と同量にする必要があるので、物理的に発電された以上に需要がなければ、送電が不可能になります。
先日、既存の電力網は交流ACが大半であると記してます。
これは、送電方法よりも、送電設備のコストによる採算性により、交流での送電が大半を占めている要因でもあります。
ただ、電力自由化になると国内の電力網だけの話ではなく、隣国、ロシアや韓国・北朝鮮・中国・台湾・フィリピンなどと、送電方法で損失の少ない直流電力網で結ばれる可能性があります。
海底ケーブルが着々と埋設されていると思います。
洋上風力発電が建設されているのは技術の検証を兼ねていて、データが蓄積されているのです。
採算性が合わない事業であっても、技術の進歩やデータの蓄積には必要な事業なので、どんどん実証していただきたいと思います。
電力自由化に期待しております(笑)
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