子どもにとって自己肯定感を育てるのが大切だって言われているけれど、教員として具体的に何をしたらいいのか分からない、って思うことないですか。
自己肯定感。
自分を大切だと自分で思う気持ち。
自分は、社会にとって必要だと思える気持ち。
自己肯定感があるを言い換えると、セルフイメージが高いとでもいいましょうか。
オーストラリアの社会は、子どもたちの自己肯定感を育むのが、とても上手です。
例えば、日本では、我が子が褒められると
「いえいえ、そんなことないですよ」
って、謙遜するお母さん方が多いのではないでしょうか。
「○○ちゃん、いつも挨拶がはきはきしていて、すばらしいわ」
と、他人から子どもが褒められた場合、
親として嬉しいながらも、
「いえいえ、当たり前のことしているだけですよ~」
なんて返答しませんか。
生粋のオージーだと、違います。
我が子が他人に褒められたら
「そうなのよ、うちの子、本当にここ凄いのよ~」
と、ほぼほぼ、肯定しますね。
先の例でいうと、
「○○は、挨拶がはきはきしていて、気持ちがいいね」
と、言われたら、
「サンキュー。そうでしょう。うちの子、挨拶、本当にはきはきしていて、いつも気持ちがいいのよ。朝起きて、私が挨拶する前に、いつも先に挨拶してくれるの。本当に、気持ちのいい挨拶よね~。」
と、我が子を褒めるのが、もう止まりません。
え、そこまで言う?褒める?
っていうくらい、我が子でも褒めちぎりますし、
他人の子どもでも、言葉にあらわして褒めます。
ついこの間、娘のバレエの発表会があったのですが、
たまたま娘の小学校の同級生のお母さんと会場で出会いました。
その方の息子さんは、同じダンス教室で
ヒップホップダンスをしていて、
その日まで、お互いが同じダンス教室に通っているということに
気が付きませんでした。
私の娘のバレエのコスチュームを見て良い意味のため息、
そして、娘のバレエの練習風景を見て、
「素敵だわ。あのぴんとした足。優雅な手・・・」
などと、大きな声で褒めちぎってくれます。
私からすると、そこまで褒める?!っていうくらい
延々と褒めちぎってくれるのです。
その声は、もちろん娘にも聞こえています。
そうしている間に、全くの他人が、
「本当ね、みて、あの娘さんの視線。すごい、すごい!!!
あなたのダンス凄いわ!」
と、またしても私の娘を褒めちぎってくれるのです。
周りで踊っていたのは、娘だけで、この声は、どうにもこうにも娘に投げかけられた言葉としてしか受け取れないやり取りでした。
その方は、わざわざ足を止めて、娘を褒めちぎってくださいました。
娘は、嬉しくなって踊り続けます。
その公演後、娘はバレエが、ますます大好きになりました。
親である私が、はたから見ていて、
そこまで褒める?というくらい、
周りの大人が褒めちぎってくれました。
知らない人まで足を止めて、
ゲキ褒めしてくれたことに、
娘の自己肯定感は、ぐんと高まった感じでした。

これは、氷山の一角、ひとつの例でしかなく、
オーストラリアで生活していると、
ありとあらゆるところで子どもたちは褒められます。
教員としても同じです。
子ども達は、たくさん褒められます。
私も、教員として、
「褒めること」
を常に意識しています。
子ども達の自己肯定感を高めるために、
褒めて褒めて褒めまくる。
教室が、ざわついた時こそ、
クラスに探せば一人はいる、
もくもくと一人で課題をしている子をみつけて、
大げさに大げさに褒めちぎるのです。
すると、褒めマジックにかかった子どもたちが、
自分も褒められたいと
あれよあれよという間に、
課題に取り組むのですよね。
そうしたら、しめたもの。
またまた大げさに、
「○○さんに続いて、△△さんも、あら、◇◇さんも、
もう課題に取り組んでいる、素晴らしい!」
「課題にすぐに取り組んだ人の真似ができるって、
これも素晴らしいですね!」
「良いことを真似るって、凄いことです!」
と、褒めるんです。
「静かにして~」
なんて言うより100倍効果のある、教室で使える技ですよね。

子ども達は課題に取り組み、教室がしーんと静かになるので、
先生は嬉しく、
子ども達は、先生に名指しでいっぱい褒められて、
子ども達の自己肯定感も高まり、
これこそWIN-WIN です。
日本で育つ子どもたちにも、
オーストラリアの子ども達と同じくらいに
日常的に褒めちぎられる体験をぜひ経験させてあげてくださいね。
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