小学校時代の良い思い出を子ども達に残してあげたいって、思いませんか。
思いますよね(*^▽^*)
その想いは、日本の教員でもオーストラリアでも共通です。
私の働くオーストラリア・クイーンズランドの小学校で
昨晩、学校主催の舞踏会がありました。
舞踏会というと、仰々しく感じますが、
ダンスパーティーとでも言うのでしょうか。
クイーンズランド州の3学期
(7月初旬から9月中旬の10週間)に
我が校では、プロのダンスチームを講師に呼んで
子ども達がダンスを習います。
そして、その集大成に、3学期の終わり
(ちなみに今日が3学期の最後の日です)
に、舞踏会を行います。
しかも、我が校は、
歴史ある市の大ホールで行われます。
学校の体育館で行うんじゃないんですよね。
子どもも親にとっても、すごい思い出です。
市の大ホールは、
こちらではシティーホールと呼ばれていて、
歴史の浅いオーストラリアの中でも
築100年近くの歴史的建造物です。
92メートルの時計台が
シンボルのシティホールです。
夜になると紫や赤や黄色など色とりどりに
ライトアップされます。
舞踏会の開始は午後6時半から。
そのライトアップされたシティーホールに入場し、
子ども達は、各クラスの持ち場で開始まで待機します。
スチューデントカウンシルと呼ばれる
日本でいえば生徒会の子ども達の挨拶から
舞踏会がはじまります。
この学校主催のイベントは、
子どもも大人も参加費・入場料が一人$10。
800名以上の児童数の我が校ですから、
児童とその親が参加するだけでも、
一晩でゆうに200万円以上集まることになります。
そこから、シティホールの賃貸料を払ったり、
諸経費を払ったりしても
お金は残るわけです。
そして、このお金はどうするのかというと、
先のスチューデントカウンシルが当日に寄付も募り、
すべてを合わせて、必要な団体に寄付します。
今年は、オーストラリア・クイーンズランドでの
干ばつ被害にあった農家団体への寄付に決まりました。
昨晩の寄付だけでも、$2500以上集まったそうです。
舞踏会は、日本でいう生徒会長と副会長の
干ばつにあって困っている農家の寸劇から始まり、
彼ら彼女らの挨拶から始まったわけですが、
その挨拶もすばらしいものでした。
「日々、私たちに農作物を作ってくださっている農家の方々が、干ばつ被害にあわれ、苦しまれています。私たちにできることを、農家の方々に恩返しして、私たちも良い因を積ませていただきましょう」
というような、挨拶でした。
普段、私も教鞭をとっている6年生の子ども達の、
このような挨拶に、胸が熱くなりました。
そして、はじまった舞踏会。
日本でいう幼稚園年長から1年生、2年生へと
順に、この3学期に練習してきたダンスを披露します。
ホールの上を見上げれば、
50メートルはあるんじゃないかと思うような空間の上に、
天井もライトアップされ、
子ども達のテンションも最高潮です。
そして、最後は、思い思いにホールを動き回って、踊りを楽しみます。
実は、この学校主催の舞踏会、
児童の参加も自由で、
教員の参加も自由のボランティア。
強制ではないんですよね。
私は、現在の学校で働き始めて4年が経ちましたが、
参加したのは、今回が2度目。
したからご褒美があるわけでもなく、
参加しなかったから罰があるわけでも
白い目で見られるわけでもありません。
6年生の担任の先生一人は、
今年50歳になった自分へのプレゼントで
昨晩からエジプトに飛ぶから
舞踏会には参加できないと、話されていました。
そういえば、管理職の一人も、
昨晩からイタリアに行くから舞踏会参加できないと
立ち話をしたときに、話されていました。
それでも、オッケーな社会なんです。
私には、私の勤務校に通う娘がいるので、
娘と一緒に参加しました。
シティホールで踊ったわが娘の笑顔を見て、
このイベントが子どもたちにとって大きなものだということが
よく分かりました。
そして、教員として関わることのできた喜びも感じました。
オーストラリアで先生になるのに興味がある、
日本の教員免許を持っていらっしゃる方々向けに、
新しいプログラムを作りました。
新たにオーストラリアで大学に行かなくても
教員になれる裏ワザがあるんですよ。
ご興味がある方は、こちらで、詳細をご確認くださいね。
あなたの人生が大きく変わる、チャンスです!

