今日は自分のクラスと隣のクラスと行ったり来たりで忙しくなるぞ~って、隣のクラスの先生がお休みの日って意気込みませんか。
自分のクラスだけでも十分忙しい。
でも、となりのクラスの先生がお休みなら、
自分も休んだらその先生にもお世話になるんだし、
頑張ってどちらのクラスも見るのがあたりまえ・・・。
って、これって、本当にあたりまえなのでしょうか。
疑ってみたことありますか?
私が日本で教員をしていた時は、あたりまえのことで、
隣のクラスの先生がお休みなら、
教頭や隣のクラスの教員が、
担任が休んでいるクラスにサポートに入る。
担任が休んだクラスは自習になる率が高く、
担任が復帰したら、遅れた分を駆け足で学ぶことになる。
これって、現在の私の勤務校、オーストラリアの学校では、
あたりまえじゃないんですよね。
先生が一日でも休むなら、
代わりの先生が派遣される仕組みが構築されています。

クラスの担任が休んだら、
学校の中でその担任の代わりになる人を探すのではなくて、
教育委員会に登録している教員が、学校外から派遣されるのです。
私の現在働く、オーストラリアの小学校は、
在籍児童数が約900名です。
教職員は、70名くらいいます。
毎日のように、どこかのクラスの教員が休んでいます。
教員は、休むのが分かった時点で、たいていは校長に連絡を入れます。
時には、当日午前5時や6時の頃もありますし、
前日の夜に連絡を入れるときもあります。
校長は、教員委員会から渡されている携帯電話があり、
休み希望の教員は、その電話にメッセージを残します。
そのメッセージを受け取った校長は、教育委員会に登録している臨時教員から
代わりに来れる教員を探します。
代わりにやってくる臨時教員は、新米先生の場合もあれば、
リタイヤして臨時教員としてたまに働いている方もいます。
一日のお給料でいえば、
正規教員や契約教員よりも一日のレートは高くて、
経験にもよりますが、
新米先生でも時給$60以上あります。
こちらの、教員の勤務時間は5時間で計算されるので、
日給に換算すると、$300くらいから支給されます。
知人のリタイヤされた先生がたまに臨時教員をされますが、
その方は30年以上の教員経験があり、
日給で$500はあるそうです。
正規や契約の教員は、
夏休みや冬休みなどの休みもお給料も出ますが、
この臨時教員は、働いた分に対してのお給料になります。
オーストラリアでは、夏休み6週間、ほぼまるまる教員も休みになります。
正規や契約の教員は、その間もお給料が出ますが、
臨時教員はでません。
その分、臨時教員は、割高となっているようです。
人によっては、臨時教員を好んでしている人もいます。
教員の副業が可能なオーストラリアでは、
教員を副業としてしている人もいて、
単発で学校の先生をしている人もいます。
翻訳をしている友人は、副業で臨時教員をしています。
また、知人の体育の先生は、
臨時教員でいる方が、通知表作成も丸付けもしなくていいうえに、
お給料も割がいいと、好んでされています。
私は、毎日違う子どもたちに教えるより、
前回の授業でできなかった子が、
今日の授業でできるようになったという、
子ども達と深くつながれることに教員としての喜びがあるので、
臨時教員もできるけれど、
今は、正規の教員でいる方が私に合っていると思い、
今の働き方を選んでいます。
教員としても、
働き方の選択肢があるって、有り難いです。
ブログを通して知り合った
日本の元教員の方がいます。
オーストラリアの臨時教員の制度を
前回取り上げたブログを
わざわざ印刷して、
持ってくださっていると教えてくださいました!(感動!)
教員免許保持者って、日本に結構多いんですよね。
でも、先生の仕事内容の多さだったり、
ブラック化する働く環境だったり、
先生をしようとは思えない環境があり、
なかなかフルタイムで先生をするには・・・と、
考えてしまう人も多いのかもしれません。
だとしたら、この臨時教員の制度は、
フルタイムで働く先生の仕事が少しだけど軽減し、
教員免許を持つ人には
せっかく学んだ資格が使え、
教員という人生も歩める
一石二鳥の制度なのかもしれません。
北米に教員研修に行かれた先生が、
この先生バンクのような制度は
北米でもあったよと、以前話してくれました。
海外の教育制度で良いものは、日本もどんどん取り入れたらいいのにな、と思います。
オーストラリアで先生になるのに興味がある、
日本の教員免許を持っていらっしゃる方々向けに、
新しいプログラムを作りました。
新たにオーストラリアで大学に行かなくても
教員になれる裏ワザがあるんですよ。
ご興味がある方は、こちらで、詳細をご確認くださいね。
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