おごることなかれ | J-FIVE プロバスケットボールプレーヤー

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プロバスケットボールプレーヤー岩佐潤
オフィシャルブログ

初心。

バスケに出逢い、魅了されたその日からバスケの事が頭から離れなくなり、毎日毎日バスケの事ばかり考える。 好きな人を想うような胸が温かくなる気持ちのように。 バスケの前には、野球もかじり、サッカーもかじり、バレーボールや、バドミントンも楽しかった。でもどのスポーツもバスケにとって変わるほどの衝撃は自分にはなかった。


バスケに出逢って25年。 未だに初心というより、それよりも大好きに想うようになった。


いつからか、バスケが大好きなんだね!と言われた少年は、バスケが少し上達してから、バスケが上手くなったね❗と言われるようになり、いつからか、バスケ上手だね❗と言われるようになり、いつからか、大会で表彰されたり、選抜に選ばれたり、いつからかいい選手だね!と言われるようになった。


嬉しい反面、どこかに不満も毎回感じることがあった。良いね❗よりも凄いね❗のほうがレベルが上。 留学も経験し、上には上がいることを痛感する。凄いね❗よりも、止められない!支配力や、決定力などもっと言葉のレベルも深くなる。良いねとか、凄いねとか、そんなもので自分が満足することが、レベルが違う人間に出逢ってから恥ずかしくなった。


どこかで褒められるたびに自惚れて満足して格好を気にする自分がいたから。それに気づくたびに日本の諺を思いだした。井の中の蛙大海を知らず。


アメリカが凄いのではなく、アメリカには自分よりも頑張っている、自分よりも気づいている人間がいる。自分よりもバスケに人生を懸けている人間がいる。自分よりもバスケを理解し、勉強している人間がいる。自分よりもバスケを愛してる人間がいる。自分よりも時間を大切にしている人間がいる。


アメリカに限らず、海外には必ず自分よりも気付けいない所に気づいている人間が必ずいる。 


日本のどこかにもいるかもしれない。


自分の目で見たものだけで自分のものになったとは、言えない。 どんな言い訳をしようと、やらない人間には語れない世界と感覚がある。 バスケ界には47歳の折茂さんが。サッカーにはキングかずさんが、野球にはイチローさん。


いつまでも初心を忘れない、絶やさない、心と体を磨き続けること。 



楽することを覚えないこと。



口よりも体で示すこと。



おごることなかれ。