用心 | J-FIVE プロバスケットボールプレーヤー

J-FIVE プロバスケットボールプレーヤー

プロバスケットボールプレーヤー岩佐潤
オフィシャルブログ

昔、この方に逢った時に、たまたま流れで彼のクリニックをお手伝いをすることになって、このときの事を今でも覚えています。

シューティングクリニックで、対象は小学生、中学生、来ていたのはほとんどが低学年だったと思います。 彼はみんながしっちゃかめっちゃかに遊んでいてもお構い無しに始めました。

ただ、ゴール下からシューティングを。 そこから一本ずつ決めたら一歩下がり、また一本決めたら一歩。また一本決めたらまた一歩。

彼がやり始めてフリースローを決めた辺りから、100名を越える子供たちが異変に気づきます。 一人気づき、また一人。 いつのまにか3pointラインに来たときには全員が静まり返り、見つめ、遊ぶのを止めて、いつのまにかみんな体育座り、そして見つめる始末。彼はその後シューティングを続け一本も外すことなく、ハーフラインからも同じシュートを決めてシューティングを終えました。

これは、本当に痺れた一時でした。

その彼が3pointコンテストを3年連続優勝。そして今でも3pointコンテストシュート連続成功19本は未だに破られていません。本当に彼のシューティングを観たときはあまりの綺麗なシュートに鳥肌がたったくらいです。

そんな彼が静まり返った体育館で、子供たちに何を伝えたか?

本当にシンプルでした。

それは、夢を持つことはもちろんの事なんですが、夢を壊す誘惑があることを伝えていました。

アメリカでの誘惑。

ドラッグ、お酒、不良と付き合いを持つこと、繋がること、染まること、そして妊娠。

小学生に伝える内容なのか? とても衝撃でしたが、自分の留学時も高校生で子供を産んでいる子や、ドラッグをやっている高校生もたくさんいました。

アメリカならではと、思いましたが、今や日本もそんな危険が身近になって、来ているように感じます。

小学生が大麻を所持、使用、中学生、高校生の間でも広がりが加速、麻薬、覚醒剤、ニュースでも連日騒がれているのも、本当に悲しくもあり、一番は危機感。

危険は本当に身近に潜んでいて、子供たちを見るたびに心が苦しくなります。もし、自分の子供たちが… 

自分がホッジスに出逢った経験がここ最近本当によく頭をよぎります。

自分もそんな彼の想いを繋ぎたいと強く思います。

子供たちの味方であり、光でありたい。

バスケを通して人生に道をつくるお手伝いをいつまでも貢献できるように。

明日も笑顔が増えますように