たまに、まめ子を連れて図書館に行くことがあります。
図書館で、まめ子用の絵本を借りてくるのが目的の60%。
残りの40%は何となく自分が読んで面白そうな本を見繕ってくることです。
で、なんとなく物色していたんですが。
その中で、図書館らしからぬ表紙絵の本を見つけまして。
『あるいは脳の内に棲む僕の彼女』\1,995-

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パラパラッとナナメ読み。
「AIモノ」というジャンルがあるのかどうかは分かりませんが、思ったよりも重たい話っぽいな、ということで。
何となく興味を持って借りてみました。
…ただ、表紙は恥ずかしいからカバーで隠そう。(-"-;A
ちなみに、本編にはまったく絵は出てきません。
…それならば別にこの表紙じゃなくてもよかった気はしますが、図書館に置いている本にしては異彩を放っていたから興味を持ったわけで、そういう意味ではこの外装の本でよかったわけか、という気もします。
最近出た本らしいのでネタバレは省きますが、アオリは↓こんな感じです。
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2030年代、有機体の人型AI(人工知能体)は、多方面の用途に進出していた――。
ある日、褐色の肌をした女性型AIがスナッフフィルムの客たちを虐殺して逃走する事件が起きた。
ついにAIが自我を持ち、暴走進化したのか?
過去のトラウマからAIに強い増悪をもつ女刑事の来栖川は、事件を追い始める・・・・・・。
一方、幻覚と失神の難病を患う主人公の小西は、友人からの遺言により医療用AIのゼルを相続した。
ゼルと名づけられたAIは、銀髪碧眼の「人並みはずれた」美しさをもつ少女の姿をしていた。
AIのあまりの美しさに戸惑いを覚える小西。
だが、最新の英知をつぎ込まれた“彼女”には、誰も知らない秘密が隠されていた――。
選考委員に絶賛された小松左京賞最終候補作が、遂に刊行!
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まぁ、素直に読んだ感想をば。
序盤はAIの専門知識…といいますか、「人工知能」という分野の説明が入りますから、少々読むのに根気が必要です。
そして中盤からストーリーが発展してきますので、ここで引き込まれ、集中して読み進めてしまいました。
普段は淡々と読むタチですので、毎日少しずつ何日かかけて読むんですけれど。
これについてはけっこうなボリュームながら、気が付けば2~3日で読んでしまいました。
…このくそ忙しいのに睡眠時間を削って。(-"-;A
ただ、終盤やや荒さが目立ちました。
新人ということだったので、ここら辺がまだ…ということだったのかもしれませんが。
せっかく中盤で盛り上げたのに、なぜそうなるのか…という。
ボリューム的にも読んだ感があり、なかなか満腹感の高い本でしたが、終盤にやや不満の残る印象でした。
多少…ご都合主義が入っている気がするのは…うーんもったいない。(-"-;A
読む人種を少し選ぶ本ですが、そのもったいなさを加味してもなかなか面白かったと思います。
…ただ、この表紙だけは何とかして欲しい。(-"-;A
たぶん、物語に出てきているAIの女の子はこういうのじゃないと思いますし。
表紙の時点で損をしている…と僕は思います。
…ジャケ買いをしている方もいるかも…と思うとどっちが得か損かはわかりませんけれど。(・ε・)
何せ、図書館にこの本があったのが驚きでした。(笑)