飛騨・高山旅行記⑦。 -御母衣ダムと荘川桜。- | 気ままに生活。

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すっかりほったらかしてしまいましたが、ぼちぼちアップしたいと思います。
よろしくお願いします。


ここからいよいよ世界遺産にも指定されている白川郷に入ります。



まず、朝市から帰ってきて朝食を食べました。



朝食。




飛騨高山に来たら「朴葉味噌」(ほおばみそ)でしょうということで。
(右上のやつです)



フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、

「自家製の味噌にネギなどの薬味、椎茸などの山菜・茸をからめたものを朴の葉に乗せて焼き、ご飯に乗せて食する。」

とあります。


また、

「火山地帯である北アルプスに端を発する高山地方の水は硬度が高く、味噌汁には適さないために、味噌汁という食文化は消滅し、味噌と具を混ぜて温めるという調理法に発展していった。」

とのことで、味噌汁に代わって発展した料理だそうですね。



焼いたお味噌っておいしいですよね。
ごはんに乗せて食べるのもよし、またお酒にも合いそうな感じです。

…朝っぱらからお酒はアレですけれども(-"-;A





旅館を出た僕らは、バスに乗って白川郷へ。
間もなくこの路線は高速道路が開通するようで、今回行ったルートは使われなくなるとのこと。

今回のルートは片道2時間弱ですが、今度開通するルートならば45分程度で着いてしまうそうです。



そっちの方がよかったなぁ…というのは早計。
下道ルートには、それなりのエピソードがあるんです。
それに、バスツアーで片道45分というのもなんだか物足りないですしね(笑)





そのエピソードというのが↓こちらの「御母衣(みぼろ)ダム」です。



御母衣ダム。かなり巨大です。




このダム、岩石や土砂を積み上げて作った「ロックフィルダム」というものだそうです。
エジプトの有名な「アスワン・ハイ・ダム」もこの「ロックフィルダム」のひとつだそうで。

この「御母衣ダム」はかなり大きな部類に入るそうですね。

間違っても「おんぼろダム」と読まないでくださいね、というのはバスガイドさんの持ちネタ。(*´∀`)



このダムを作るに当たって、「荘川桜(しょうかわざくら)」という桜の木にまつわるエピソードがありました。



◆◇--以下エピソード。読み飛ばし可です(笑)--------


このダムを作った当時の責任者である高碕達之助氏。
ダムを作れば一つの村が水没してしまうが、日本の発展のためなら仕方がないということで反対派の主張を押し切る形で建設に着手。
しかし、水没してしまう村を視察していたときに「光輪寺」「照蓮寺」というお寺に立ち寄った際、それは見事な桜の木2本を発見します。
樹齢400年以上とも言われるその桜の木が水没してしまうのはあまりに惜しいと、この桜の移植を決めました。

ただし、「桜伐(き)る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」と俗に言われているそうで、桜はむやみに枝を伐採すると、たちまち立ち枯れしてしまう外傷に弱い植物として知られているそうです。
…ちなみに梅はちょっとやそっとは大丈夫だそうです(笑)

重量合わせて73トン、移動距離600メートル、高低差50メートル。
専門家やマスコミは揃って「ムリだ」という見解だったそうです。

しかし高碕氏は諦めず、当時サクラ研究の第一人者として「桜博士」と呼ばれていた笹部新太郎氏にサクラの移植を依頼しました。

始めは難色を示していた笹部氏でしたが、
「絶対に無理か」
と尋ねられ
「絶対などという言葉は、こと生き物に関する限りいやしくも私は使いたくありません」
と反論してしまい、「それならやってくれ」という高碕氏の熱意に押し切られる形で承諾したのでした。

「一万人の労働力と必要な機材はいくら使っても構わない」という高碕氏の熱意と「桜博士」笹部氏の尽力により、各界から不可能と言われていたこの桜2本の移植は見事成功。
今も「荘川桜」という有名なエピソードとして語られ続けているそうです。
(『プロジェクトX』でも紹介されたそうです)


◆◇--以上エピソード--------------------------------



…とう話なんですけれども。
下道ルートの場合はこの御母衣ダムと荘川桜の横を通るんですが、高速道路ルートだと全く通らなくなるそうで。
何の話しようかなぁとバスガイドさんも困ってました(;^ω^A





ところでダムの建設で水没してしまう村の話、どこかで聞いたことがあると思いまして。





…考えてみると。(-"-;A





そう、『ドラえもん』
確か『ドラえもん』にそういう話があったと思います。

しかも、そこに出てきた民家は合掌造りだったような気がします。
こんなところで昔読んだ話とリンクするとは…。(; ̄Д ̄)





それにしても、高速道路で便利になるのも考えものですね、という話。





かくして、バスは白川郷に到着します。
この白川郷、合掌造りは世界遺産として指定されている部分と指定されていない部分がつり橋を境に分かれているそうで。

ますはして以外の部分を散策します。



指定されていなくても充分合掌造りを堪能できます。




…長くなってしまったので、次のエントリーで白川郷のことを書きます。