…何だか不思議な話ですが。
記事は↓こちら。
「24歳以下服用は自殺に注意を」抗うつ剤添付文書に追加(読売新聞)
厚生労働省は26日、国内で流通する16種類すべての抗うつ剤について、製薬各社が添付文書を改訂したと発表した。
24歳以下の患者が服用すると自殺を企てる危険性が高まることなどの注意事項を追加した。
米食品医薬品局(FDA)は今春、複数の抗うつ剤に対する臨床試験をもとに同様の改訂を指示しており、厚労省の対応はこれを踏まえたもの。ただし、この試験結果では、24歳以下で危険の度合いが増す一方、25歳以上では変化がなく、65歳以上に限ると逆に下がったという。
添付文書にはほかに、<1>投薬に関係なくうつ患者は自殺希望を抱く恐れがある<2>家族に十分説明する――などを盛り込んだ。
そこまでこの病気について詳しくないのであまり偉そうなことは言えないんですが、
「うつ」というのはこういう危険の種をはらんでいるものなんじゃないでしょうか、と思います。
抗うつ剤というのは、服用し始めてから2週間程度は全くといっていいほど効果が出ないそうです。
しかも、一度でも服用し忘れるとまたゼロから2週間効果のない状態が続くといいます。
その間は、最初の症状が続くということになるようですね。
…とすると、本人の気持ちを考えると
「自分は『うつ』なんだ」
という思いだけが浮かぶと思います。
しかも「うつ」というのはネガティブな気持ちが先行してしまうものであるようので、最悪に近い選択肢であるところの「自殺」という危険が生じるのはそれほど不自然ではありません。
…それにしても、なぜ基準が「24歳以下」ということになるんでしょうね。
「自殺に注意」という意味がまずわかりませんし、自殺を注意するなら年齢制限なんかなくてもいいわけです。
どう注意していいかもわかりません。
たとえば、自殺願望が湧いてしまったときに
「いかんいかんこれは抗うつ剤のせいだ」
と思ってその願望を打ち消せということでしょうか。
注意書きを書きゃいいという思惑が見え見えです。
「24歳以下は~」という文言と、「投薬に関係なく~」という文言がどちらも書かれているというのも微妙な話だと思います。
よくCMなどで
「この映像はイメージです」
というのを見かけるようになりました。
これは、視聴者からの問い合わせや苦情に対応するための逃げの手段でしょうし。
レオパレスのCMで
「藤原紀香さんはついてきません」
という注意書きが小さく書かれていたのも記憶に新しいですし。
(※これはわざとかもしれませんが…)
最近のCMは「これはイメージです」的な注意書きが含まれているものが半分近くあるんじゃないでしょうかね。
…話がそれました。
注意書きの話です。
おそらく大きなニュースになるのは、比較的若い人が自殺した場合だと思われます。
そして、どのように調査したのかはわかりませんが、臨床試験の結果が記事のようになっていたという話。
これを踏まえて、厚生労働省が言い訳に使うために注意書きを加えたという風に個人的には思います。
デリケートな病気ですから、細心の注意が必要です。
この注意書きのせいで、更にネガティブな気分になる可能性もあるような気がします。
同じ注意書きにしても、もう少しなかったんでしょうかね。