この会社のおかげで、かなりたくさんの会社がバッシングを免れている気がします。
記事は↓こちら。
会社の関与は?従業員らと証言対立 船場吉兆の表示偽装(朝日新聞)
消費・賞味期限の張り替え、添加物や産地などの表示偽装が明らかになった高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)。問題が発覚するたびに吉兆側は、パート従業員や取引先、仕入れ担当者の「独断」だったと釈明を続けた。従業員や業者らは強く反発、吉兆側の説明には不自然さも残る。責任の所在はどこにあるのか、疑問は膨らむばかりだ。
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菓子と総菜の消費・賞味期限のラベルを張り替えていた福岡市中央区の「吉兆天神フードパーク」。船場吉兆の湯木尚治取締役は「パートの独断だった」として組織的関与を否定する。農水省の聞き取り調査に「取締役も知っていた」と主張するパートの現場責任者との間で、言い分は大きく食い違っている。
関係者によると、現場責任者の女性は同省に「別の百貨店の催しで余った商品がフードパークに運び込まれた時、消費期限のラベルを湯木取締役の目の前ではがした」と証言。「(売れ残りは)廃棄しろと言われたのは弁当だけ」「売り上げや在庫など3種類の日報を毎日本店にファクスしていた」とも主張している。だが、湯木取締役は「全く知らなかったし、指示もしていない」としている。
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吉兆天神フードパークで販売していた菓子の添加物をめぐる不適正表示も船場吉兆側と製造者側の主張は対立している。
「黒豆プリン」などの7品目について、使っている着色料(金粉)やゲル化剤(ペクチン)の記載がなかったことについて、湯木取締役は「業者から詳しい説明がなかった。農水省に『責任は表示責任者の船場吉兆にある』と言われたので、その指摘を受け入れた」と釈明した。
これに対し、04年3月の開店時から、これらの菓子を作ってきた福岡市内の菓子製造販売会社役員は「商品化の最終段階で、ペクチンなどの原材料を書いたレシピ表を船場吉兆にファクスしている」と反論。レシピ表に書かれていなかった金粉も、「試食の際、湯木氏から『色合いを良くしてほしい』と要望されて追加したので、知っていたはずだ」と反発する。
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ブロイラーを「地鶏こがねみそ漬」(9450円)と表示して販売していた。船場吉兆は記者会見で「業者が品不足になり、ブロイラーを納めるようになった。(1キロ)5500円もするので本物の地鶏だと思っていた」と主張した。
しかし、この鶏肉小売業者は「地鶏と称して販売したことなど一度もない」と話す。業者は100年以上前に創業された老舗(しにせ)。「国産若鶏」(ブロイラー)専門で地鶏は扱っていない。
業者によると、つきあいが始まったのは15年前。船場吉兆の湯木正徳社長から「初めて買い、先代(吉兆創業者・湯木貞一氏)がおいしいと言うてました」と電話があり、取引が始まった。出荷商品証明書に「国産若鶏」と記した。
業界関係者によると、1キロ5500円の価格は、地鶏の名古屋コーチンに匹敵し、ブロイラーとしては破格だ。ある鶏肉卸会社のベテラン社員は「その値段なら地鶏を買えたのに……」。地鶏の肉は歯ごたえがあるが、鶏肉小売業者は「うちの肉は軟らかくて甘いのが特徴。あの15年前の『おいしい』は何だったのか」と話す。
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佐賀産と鹿児島産の和牛のみそ漬けを、最高級ブランド「但馬牛」と偽っていた。船場吉兆は産地の偽装を認め、仕入れ担当者は「但馬牛」でないと知っていたと説明。「役員は知らなかった」と繰り返した。
但馬牛を扱う兵庫県内の牛肉卸売会社の担当者は「一般的に言って、但馬牛のほうが価格は15~20%程度高い。専門家が慎重に比べれば味の違いは分かる」と指摘する。
ひどいです。
信用がゼロになるくらいの所業。
これだけ出れば、もう何も信じられませんね。
ついでに、釈明が矛盾している点。
これが更に上塗りです。
反省の色が全くないと受け取られても仕方の無い内容。
取締役は辞任して終わるつもりかもしれませんが、これではどうしようもないですね。
ここまで「パートのせい」「業者のせい」と自社の責任逃れをしてきましたが、ここまで来ると言い逃れできません。
ここからどのような釈明をするのか、ある意味見物です。
…おそらく、次に切られるのは各店舗の店長とかでしょうか。
パートや業者から始まり、少しずつ切り捨てていくんでしょうね。
ロケットみたいなモンですか(笑)
…ところで記事中の「佐賀産と鹿児島産の和牛のみそ漬け」「但馬牛のみそ漬け」について、
「専門家が慎重に比べれば味の違いは分かる」
ということですが。
最高級ブランド「但馬牛」という割に、そんな違いなんですね(-"-;A
「専門家」が「慎重」に「比べ」ないとわからん程度と。
…まぁ、10%~20%しか価格が違わないとのことなので、そんなもんなんでしょうかね(-"-;A