教育問題は興味があるので、何回もエントリーを作ってしまうんですが。
これって本当に物理的に可能なんですか?
政府のお偉いさん方、物理の成績は大丈夫ですか?
記事は↓こちら。
70時間の補習条件に救済 未履修問題で政府(共同通信)
全国400以上の高校で世界史など必修科目を履修していなかった問題で、政府は30日、卒業が危ぶまれている3年生について法的問題を集中的に検討。ほかの生徒との不公平を極力生じさせない方法として、公立、私立を問わず、履修時間が不足しているすべての生徒について、3月末までに70時間(2単位)分の補習実施を条件に卒業を認めることで救済を図る方針を固めた。
未履修のまま卒業した生徒については高校側に責任があるとして取り消しなどはしない方針。具体的救済策について、さらに条件の検討、調整を進め、週内に発表する。
文科省によると未履修の3年生の79%(公立校調査)は、70時間(2単位)の補習で必要単位を満たせるため受験後の3月に集中授業すれば卒業が可能。140時間(4単位)の場合も、工夫を加えることで、3月末までの履修は物理的に可能だとしていた。
補習対象として多くを占めるのはおそらく世界史と家庭基礎です。
(高等学校学習指導要領 総則の「第3款 各教科・科目の履修等」)
記事によると、物理的には半年で70時間の履修は可能だということですが。
本当にそうですか?
授業を受ける側はそれでいいとして、誰が教えるんですか?
教室で1クラスずつ教えたとしたら、(70時間×クラス数)だけの授業時間が必要なんですが。
クラス数が多い場合、講堂とかでまとめて授業するんでしょうか…?
(そんなんでOKなのかは謎ですが…)
しかも未履修ということは、講師は非常勤などでまかなっているということだと思います。
…つまり、毎日学校に来るような契約をしていないということ。
「在籍している」という意味で雇っている講師、またはその教科の免状は持っているが他の教科を教えている「兼任の講師」だと思います。
そういった講師に、馬車馬のように働いてもらうんですか?
こりゃ今年は世界史の教師と家庭科の教師が不足するんじゃないでしょうか…。
ついでに「補習を行った」と嘘をつくケース(更に読み替えるケース)も考えられます。
ケチつけてばかりで対案を出さずに申し訳ないんですが、これってしっかり推敲した結果の方針なんでしょうかね?
どうも浅いような気がします。
【追記】
対案を出さないのはアレだったので、(現実的には難しいかも知れませんが)ひとつ対案を出したいと思います。
履修した学生と未履修の学生が不公平にならないようにするには、
世界史と家庭基礎その他割合の高い未履修科目を受験の必修科目にすればいいんじゃないでしょうか。
センター試験で世界史を解いたら、その点数だけボーナス点を加算するとか。
そうすれば万事オッケー。(←本当かよ)
まぁ、受験が全てじゃないんですけどね。
…最初から世界史を受験科目として狙っていた学生は…どうしましょ(汗)