敬語のことを考える。 | 気ままに生活。

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敬語が使えない人が多いです。

僕の周りにも、敬語を使えない(使う気がない?)人が割といらっしゃったり。

…まぁ、そういう管理人も使えているかどうかは怪しいもんですけれども…(汗)

テレビなどでは「若者」としていますが、老若男女かかわらず、使えない人はそこそこいる気がします。

…で、それを緩和するための敬語の使い方や分類の指針案が23日に大筋で決まったとのこと。

記事は↓こちら。





敬語、5分類に・文化審議会が指針案(日本経済新聞)


 文化審議会の国語分科会は23日の総会で、敬語の使い方や分類の指針案を大筋了承した。丁寧語、尊敬語、謙譲語の3つに分類してきた敬語を、より厳密な解釈を目指し、「美化語」と「謙譲語2(丁重語)」を加えた5分類に細分化する。

 謙譲語は2つに分ける。「謙譲語1」は「申し上げる」「伺う」など、へりくだって相手を立てる表現。「謙譲語2(丁重語)」は話し相手に主に自分の行為を丁重に述べるもので、「参る」「申す」などが当たる。従来はひとくくりにしてきたが、性質の違いを理由に異なる分類とする。

 従来の丁寧語は、文章の語尾に「です・ます」をつける「丁寧語」と、「お酒」「ご祝儀」のように物事を美化する「美化語」に分ける。

 文化庁は11月上旬に指針案を公開し一般から意見を募集。その結果を踏まえ文化審議会が来年2月、文部科学相に最終的な指針を答申する。





敬語の分類が、従来の3分類から5分類になるそうです。

従来の3分類でも使えない人が多かった敬語を5分類にして分かりやすくなるのかという根本的な疑問があるわけですが



気になるのは2つに分かれた謙譲語の用例です。

「申し上げる」は謙譲語1で、「申す」は謙譲語2(丁重語)であると。

で、謙譲語2(丁重語)は自分の行為を丁重に述べるものである、と。



…ええっと、ちょっと待ってくださいね(汗)

僕の国語力もイマイチ不安になってきました。

えっと、「申し上げる」は謙譲語1で、「申す」が謙譲語2ですよ、と。

話し相手に主に自分の行為を丁重に述べるものが謙譲語2ですよ、と。



…。

あ、そっか。(;´Д`A



記事の書き方がちょっと微妙じゃないですか?

この記事を書いた方は、敬語ちゃんとわかってるんですかね?



しかも、「申し上げる」と「申す」で似たような動詞を使うから更にややこしさ倍増です。



「伺う」と「参る」は確かに微妙に違います。

どちらも「行く」の謙譲語(3分類の)なんですけれども、

確か「伺う」は、行く先に敬うべき相手がいるときの表現で

「参る」は、行く先ではなくこれを話す相手が敬うべき相手であるときの表現だったはずです。


同様に「申し上げる」と「申す」も同じ「言う」の謙譲語(3分類の)なんですけれども、

「申し上げる」は、言う先の相手(3人称)が敬うべき相手であるときの表現、

「申す」は話し相手(2人称)が敬うべき相手であるときの表現です。



…ちゅうわけで、なんとなく僕としては

・謙譲語1は3人称の相手を敬うときの謙譲語

・謙譲語2(丁重語)は2人称の相手を敬うときの謙譲語

という解釈が解りやすいのかな、と思います。





あとは「丁寧語」と「美化語」ですか。

「美化語」はどうなるんでしょうね。

これは単語自体を覚えるしかないと思うんですが。

「おビール」はどうなのか、とか。

元々はクラブで使われていた「おビールいかがですか」が浸透したらしいです。

外来語に「お」や「ご」をつけるのはどうなんでしょうね。



「お電話差し上げます」はいいとして、

「おメール差し上げます」はどう考えてもおかしい気がしますし。



さて、こんなんで敬語を使えない人が使えるようになるんでしょうか。

「ややこしい」という理由でますます離れていきそうな気がします。

5分類で解る人なら3分類でも解っている気がしますが、どないでしょうかね。



余談ですが、、「御御御付(おみおつけ)」というものがあります。

ものっすごい美化語ですが、味噌汁のことです。

(別の書き方では「御実御汁食」となり、汁よりも具がメインということで厳密には別物らしいですが…)