ネットでちょっと調べれば、あっという間にぶち当たるわけですが。
マスコミがこれを行うのはちょっと早すぎると思います。
記事は↓こちら。
手配の19歳を実名報道 週刊新潮、顔写真も(共同通信)
山口県周南市の徳山工業高専で5年生中谷歩さん(20)が殺害された事件で、7日発売の「週刊新潮」が、殺人容疑で指名手配され行方不明になっている男子学生(19)の実名と顔写真を掲載していることが6日、分かった。
記事は「『19歳容疑者』の隠された『実名と顔写真』」と題した特集。同編集部は「逃亡して指名手配されているのに、実名も顔写真も公開されていないことはどう考えてもおかしい。公表は犯人の自殺・再犯の抑止にもつながる」とのコメントを出した。
山口県警は容疑者について「周南市に住む19歳の少年」とだけ発表。少年の保護、更生を重視する少年法の趣旨から「少年の特定につながる情報は一切出さない」として、服装や逃走に使ったとされるバイクなどについても公式には明らかにしていない。
この19歳の方が犯人だと決まったわけではないんだと思うんですが、いささか早いですね。
確かに殺人犯ならば、たとえ未成年だとしても僕は実名報道すべきだと思います。
更生したとしても人を1人殺しているわけですから、少年院に入ったとしてもそれを帳消しにして社会復帰するのはおかしいと思うわけで。
殺してしまったという事実は一生背負っていかなければならないと思います。
そんなわけで、僕としては「少年の特定につながる情報は一切出さない」としている少年法には反対です。
…ただし、それとこれとは話が別です。
今回の「週刊新潮」の行為は到底許されることではありません。
何しろ、ルールは完全に破っていますから。
「殺人犯は許さない」という信念はいいとして、これは完全に商業目的です。
これが許されるのなら、規制は何の意味も持たないと思います。
…ついでに、もしもこの19歳の少年が犯人ではなかったときはどうするんでしょうか。
実名報道に食いついて雑誌を購入する人もいると思います。
「勇気ある行動」とお書きになっているブロガーもいらっしゃいます。
…でも、この件はただの違反です。
どんどんこの少年を追い詰めていっているようにしか思えません。
もしもこの件で第2の被害者が出るようなことがあれば、その責任問題が浮上してくるような気がします。
…とりあえず、この少年法をなんとかしましょうよ。
…あ、あともう1点。
この「『週刊新潮』が実名報道している」というニュースを流した共同通信にも少なからず責任は発生すると僕は思います。
煽っているようにも見えますから。
…しかも、自分は「実名は出していない」と言えるわけなんで、タチが悪いです。