葬儀には色々な形式があるんですね。 | 気ままに生活。

気ままに生活。

西宮より発信。日記とかニュース記事とか旅行記とか。
すっかりほったらかしてしまいましたが、ぼちぼちアップしたいと思います。
よろしくお願いします。


先日、ヨメの伯父に当たる方の葬儀に行きました。

まず、葬儀自体は滞りなく進み、遺骨はお墓に埋蔵されました。

たくさんの人に見送られ、無念ではあったかもしれませんが故人は幸せに旅立っていったことと思います。





それにしても今回の葬儀は色々と初めてのことが多く、ある意味新鮮でした。

笑ってはいけないんですが、宗派によって色んなやり方があるんだなぁという。

今回のエントリーでは、葬儀の諸々について少々思うことや、葬儀の進め方で気になったことを。





まず、会社および学校での休暇について。

ワタシの職場では基本的に直系のみしか特休が取れませんでしたので、たとえ血族でもおじでは休めません。

(同じ「おじ」でも、「伯父」と書けば父母の兄、「叔父」と書けば父母の弟になるので、以下は平仮名表記とします)

…ですので、ワタシの方は有休扱いで休みをもらいました。



ところが、ヨメの職場では。

おじはおじでも、血族の場合は特休を取得できるそうなのですが、姻族では特休が取れないとのこと。

なかなか微妙です。





次に、通夜の読経について。

当然住職が読経してくれるのですが、なぜか遺族、親族席よりも前に畳と座布団が置いてありました。

で、住職に続いて入場してくるオバチャン9人

「門徒式章(もんとしきしょう)」と呼ばれる仏教徒が身に付けるたすきのような奴を首に掛けています。

門徒式章ということは、浄土真宗ですかね。…あまり知りませんが。

「念珠」は勿論のこと、やや小さめの「錫杖(しゃくじょう)」「持鈴(すず)」も持参で、完全装備です。





オバチャン方の着席を待って、読経が始まります。

序盤は住職のお経のみだったのですが、途中から(焼香の時間になるくらいから)オバチャン達の声も混じります



Σ( ̄д ̄;)…っていうか、歌ってる?



住職とオバチャンがコーラスを始めてしまいました。

後で聞くと、これは「西国三十三ヶ所ご詠歌」というものだそうで、33番まであるという歌だそうです。

なぜか17番で終わってしまいましたが、本来ならばこの倍の長さがあるということだそうで。

結局歌は30分以上にわたって続き、危うく寝てしまうところでした。

焼香もこの間は遺族・親族のみだったので、そんなに時間は掛からず。

たぶん全員が焼香を行っても時間内にはおさまったと思うのですが…。



ご詠歌が終わると、一般の弔問客による焼香でした。

合わせてたっぷり1時間強です。

今まで経験したお通夜の中では、かなり長い方でした。





で、控え室にて食事。

お棺が控え室の祭壇の後ろに納まります。

一晩中故人は控え室にいるようで、夜中に顔を見ることができないようでした。

義父の時はお棺は広間にあり、いつでも見ることができたんですが…。





この日はヨメの田舎の家に泊めてもらい、翌朝早くに密葬という段取りでした。

この「密葬」、ワタシの認識では「家族、親族以外の人には後で亡くなったことを教える」というものだったのですが…。

「告別式を午後から行うとして、午前中に火葬してしまう」というものです。

つまり、「告別式の段階ではすでにお骨になっている」という形式でした。

これでは、告別式に来てくれた一般の弔問客は故人とのお別れができないということになります。

実際は「お骨をお墓に埋めに行く」というイベントがありましたので、プログラムとしては短い時間で済んだ訳ですが…。

お骨を拾い上げに行かない遺族・親族の方も3時間待ちという事態が起こっていました。

…まぁいいんですけど。



で、告別式本番。

既にお骨の状態であるということに若干違和感を感じましたが、そんなことを払拭する事態が。

住職が3人です。豪華です。

ステレオで行われる読経。

そして、何故か両サイドの席にはそれぞれ「龍柄の太鼓」「シンバル」が台座に乗せて置いてありました。

シンバルは、紛うことなく本気でシンバルでした。

30分ほどは普通に読経でしたので、もしかしたら置いてあるだけで使わないのかと思いましたが…。



40分を越えたあたりでおもむろに太鼓の台座の位置を微調整する住職(左)と、シンバルの台座を近づける住職(右)

満を持して使うのかと思った矢先、住職(中央)がおリンを強打しました。

それに合わせて住職(左)の太鼓住職(右)のシンバル





ちーん、どん、ばしゃーん。



ちーん、どん、ばしゃーん。





ちーん、ちーん、ちーん。

どん、どん、どん。

ばしゃーん、ばしゃーん、ばしゃーん。





…ごめんなさい、笑ったらいけないんですけれども。

シンバル面白すぎです

あまりに住職とシンバルがアンバランスすぎて…。





しかも途中で太鼓が自分の出番を忘れていたらしく、住職(中央)がちらりと住職(左)を見た瞬間に慌てて住職(左)が太鼓を鳴らすという絵もありまして、面白さ倍増でした。

…ごめんなさいちょっと笑ってしまいました。





そんなこんなで無事に告別式も終わり、住職(中央)のご講話です。

さすが田舎というところで、住職は故人を知っている様子でした。

戒名を付けるに当たって「運動会の実況をしていたとき、皆を分け隔てなく応援していた」というかなりマニアックな思い出を挙げていたのは驚きです。





以上です。

ここで風邪と花粉症をもらってきてしまったのはまた別の話ということで…。





◆◇--2006/03/02追記-----------


大事なことを書き忘れていました。



読経の最後の締めです。





ひとしきりおリン、太鼓、シンバルの演奏(?)が終わったあと、ふいに住職(中央)が








「喝ーーーーーーー!!!!」








最高でした衝撃的でした



ウトウトしていた人がいたら飛び起きたんじゃないかというほどの喝でした。

喝が入った告別式は初めてです。

…いや、もちろん参列者に向けての喝ではなく、祭壇に向かって言った訳ですけれども。

何に喝を入れたのかは謎です。

故人…ですか?

だとしたらなぜ喝…?





…というわけで、初めて尽くしで本当にこれで合ってるのかと思うほどでした。





他にも以前、○○○会の葬儀にも参列したことがありますが、これもなかなか凄いものでした。

参列者全員で読経を行うという。

また、そのときの故人は○○○会の中でもかなりの高位の方だったらしく、参列者の数が半端ではなく、その全員の読経は凄まじいものがありました。

参列者の数ですが、500人ではきかなかったんじゃないでしょうか…。

そして、焼香の間はその人数で(おそらく宗歌か何かの)大合唱。




本当に色んな形があるんだなぁというのが正直な感想です。