東北太平洋沖地震後、節電、節電と叫ばれていますが、電力が何処に多く使われ、どれだけ足りないのか?
消費電力のかさむ夏場はどうなってしまうのか?
計画停電の混乱から疑問を感じたので今日は計画停電の必要性を含めて、今の電力の需要と供給の状況について調べてみました(^∇^)
まず、調べていくと・・・。
どうやら大口の企業などの需要家は計画停電の中から外れているようです。(゜□゜)
その理由としては、「需給調整契約」なる契約が大口需要家と東電との間に交わされているようです。
需給調整契約とは、大口需要家との間で取り交わされている、逼迫時(余裕がなくなったとき)に電力会社が使用削減を要請できる契約で、その分、料金割引があるとあります。
先日、経産省から電力使用削減の要請を明言しましたが、経産省と東電は、需給調整契約の内容や発動状況などの情報などは個人情報のため開示していないため、なにがどうなっているかはわからない!!
でも基本、今でも大口需要家は割引料金で電力を使ってるんですね。
これだけ皆が節電に協力してる中、このシステムのままで本当にいいのか?
大口需要家もこの状況に合わせて節電に踏み切るべきではないのか?
確かに大企業などが元気がなくなってしまったら経済が回らなくなるというのもわかるが、
節電の意識を促すために、使用量によって割引率を下げたり、もしくは一定の使用量を超えた場合、使用料金を上げたりするなどこの料金体制を見直すことで改善されていくのではないか?
そうすれば大口需要家が節電のエアコンを導入したりして対応していくのではないか。
大口需要家の節電により停電を回避できるという専門家も多い。
最後に環境エネルギー政策研究所(ISEP)のデータより引用。
ISEPによれば、東電管内の供給力は下記の通り。
ケース1は茨城と福島の発電所が全て停止、千葉、東京、神奈川の地震停止及び定期点検中の発電所が復旧するケース。
当面の供給力はこの程度。
ケース2はケース1プラス鹿島石油火力と長期計画停止中の横須賀石油火力7-8号機が復旧するケース。
2011年夏にはこの程度が期待できる。
ケース3は、ケース2プラス長期計画停止中の横須賀石油火力3-6号機が復旧するケース。
2011年夏楽観ケース。
(万kW) ケース1 ケース2 ケース3
東京電力 水力 218 218 218
火力 2717 3227 3367
原子力 491 491 491
東京電力合計 3426 3936 4076
他社受電 水力 529 529 529
火力 200 573 573
応援融通計画受電 100 100 100
北本連系 60 60 60
供給力合計 4315 5198 5338
プラス揚水 4995 5878 6018
これに対して需要量は
昨年夏最大需要量 5998 5998 5998
東電2011予測 5755 5755 5755
必要なピークカット 760 - -
夏以外の需要量 5360 5360 5360
精査するとピークカットの必要量はこれより多少増えそうだが、無計画停電などしなくとも需給調整契約の戦略的活用で対応できる可能性が大きい。
2000kW以上の大口需要家に対しては、政府の介入で需給調整契約を義務づける。500-2000kWの需要家に対しては、まず、ピーク料金を引き上げて節電を促すと同時に、需給調整契約を順次取り入れ、契約を結んだところからピーク料金を下げる。50-500kWの需要家に対しては、ピーク料金の引き上げで節電を促す。50kW以下の需要家に対しては、一定のルールでアンペア数を切り下げる。
これにより、無計画停電の必要はなくなるはず。
とのこと。
政府もこのような状況なので東電に任せず、介入して対応して欲しいです。