★「母親面すんな！」怒鳴ってた息子
今日は、息子の荒れに荒れてた反抗期中の話
今ではすっかり親子の仲も回復してますが
それはもう、酷い親子関係だったのです
「母親面すんな！！！」
長男が高校3年の夏休み
膝の手術で1ヶ月半入院していた時
長男から言われたことば
小学校6年生頃から反抗期に突入していた長男
私とは常にトゲトゲとした会話しかできず
それに対し、いつも腹を立てていた私
お互いがお互いに対しいつもイライラしていて
少しのことでもすぐに喧嘩ごしで言い合い
怒鳴り合い
長男は物にあたる、暴力をふるう
私の腕や足に青あざができることなんて何度もあり
一番ひどかったのは
肋骨を殴られてヒビが入ったことも
まあ、長男がそれだけ荒れていたのは
ほとんど私のせいでしょう
私の長男に対する対応がまったくもって不適切だったのです
高校2年生の夏にバスケ部からラグビー部に移籍した息子
ラグビーの練習中、膝をひねってしまったようで
「膝を痛がってますので病院に連れていってあげてください。」
学校から連絡があり
車で迎えに行ったとき
息子は黙って自分の足でゆっくりと車に乗りましたが
先生が「お大事に」とドアを閉め
車が動き出したとたん
後ろの座席から
「なんでもっと早く来いひんのや！！！」
「痛いんじゃ！！！
」
と大声で怒鳴ってきたんです
この時も
「そんなん言っても、すぐに出れないわ！」
「そんなに痛かったら救急車呼んでもらったらよかったやん！」
って大声で言い返してました
この時のケガ、初め診てもらった小さい病院では原因を見誤っていて症状がおさまらず
数か月して大きな病院へ
「十字靭帯断裂、半月板損傷」と診断され
手術、入院１ヶ月半必要です。と
そりゃあ、痛かったはずだわ
高校3年の夏休み丸々1か月半
手術＆入院することになった息子
退院後も1か月は、走ったり運動できないと言われました
息子
ラグビー部に入ってから活動したのは４ヶ月ほど
私は息子のラグビーしている姿を一度も見ることもなく
高校3年、夏の最後の試合にも出ることなく
部活動は終了
一応、進学校なので
3年生は、夏休み入ったとたんに
朝から夕方まで受験対策の授業がある
友達たちはみんな受験に向けて勉強している中
息子は病院のベッドの上でまっすぐ上を向いて寝たまま
ほとんど動けずだったのです
入院する前に
本屋で買った〇〇大学の赤本
ベッド脇のワゴンの上に置いてるだけ
１ページも開けた様子もなく
いつ行っても息子は
クーラーの効いた病室でスマホとゲーム
それを見て私はついつい
「みんなは暑い中、学校へ行って勉強したはるんや。」
「夏休み何もしないで過ごす気なんか！」って言ってました
洗濯物はそんなにないから
週に2回ほど顔を出せばいいだろうと思っていたけど
本人、足が悪いだけで他は全くもって元気！
病院のご飯の量がぜんぜん足りないと
私に毎日、買ってきて欲しいものをLINEしてくるんですね
パンとかおにぎり
吉野〇の牛丼や、マ〇ドのハンバーガーとか
「持ってこい！」ってLINEしてくるんですよ
なので私
「もう、毎日は行かへん！」とか言って怒ってしまってました
そうは言いながらも
お腹も減るだろうし、身体も不自由だし
なるべく顔を見に行ってたんですね
それで「足、どうや？」「大丈夫か？」
いつも怒ってばかりだし
少し優しいめに声かけたんですよ
そしたらね
「母親面すんな！！！」
って言われたんですよ
「そんなん思ってないくせに、そんな言い方するな！きしょい」って
それを言われたとき
「え？」ってすごくショックで
本当にこの子は私のこと嫌いで
鬱陶しい存在で
だけど親だから仕方なく子でいるだけで
何がそんなに嫌なのか？
息子がどうしてそんなに私のことを怒るのか？
私には何をどうしたらいいのかわからなくて
すごくショックだったのを覚えています
退院後1か月も経たないうちにあった高校最後の体育祭
体格がデカいけど走りが速く
いつもリレー選手に選ばれていたのに
3年男子の迫力のある綱引き
一番後ろで体に縄を巻き付けて引っ張る役は
当然、一番体のデカい息子だろうと思っていたのに
どれもこれも出場できず
友達の側で大きな声出して応援する息子の姿を見ていて
息子はどれだけ悔しい思いをしただろう。と
なんとも言えない気持ちで見てました
今思うと
部活中のちょっとしたことからのケガで
高校生活最後の1年
どれだけ悔しい思いをいっぱいしたんだろう
ベッドの上だけでどこへも動けず過ごした1か月半
元通り、歩いたり走ったりできるのか？
そんな不安もいっぱいあっただろうな
それでなくても思春期、
受験を控えて情緒が不安定な時に
普段から私とは
キツイ言葉で言い合いばかり
母親として
心が安定することをまったくもってしてあげてなかったです
ほんと
私の関わり方が問題大アリでした
そんな過去もありますが
今はですね
思春期からでもやり直せる子育て法を知り
せっせと
心が安定するプラスの関わりを実践してきたので
息子との関係が180度好転しました
息子はトゲトゲした話し方を一切しなくなり
普通に会話できています
もう息子と怒鳴り合うことはありません
1人暮らしをしていますが
私や妹たちの誕生日には必ず
LINEで「おめでとう」のメッセージを送ってきてくれます
大学生ですが
バイトで稼いだお金で妹たちにお年玉や誕生日にはおこずかいを渡してくれます。
先日は私にこんなのを送ってきてくれました
情緒が安定してくると
自分のやる気エネルギーが出て動き出せるだけでなく
本来持っているその子のいいところが
全体的に底上げされるんですね
元々、妹思いの優しいお兄ちゃんでした
星読みとコミュニケーション心理学×ココロ貯金®で家族の絆を取り戻すお手伝い
子育て心理学インストラクター/カウンセラー/セラピスト
全米NLPマスタープラクティショナー
寺倉 じゅん
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