今朝は肌かけ布団をみの虫のように体にくるめて寝ている末っ子

 

毎朝の寝姿が笑えるので楽しみな私です。

 

 

 

今週に入って中学生の上の二人が合唱コンクールの朝練とかで

 

 

いつもより早起き

 

「6時45分に起こしてや」と言ってきたので

 

時間通り各自の部屋へ声掛けに行きます。

 

でも、だ~れも起きてきません。

 

 

5分おきに「時間やで。起きや。」

 

家事をしながら声をかけるも起きだす気配なし。

 

15分くらいしてやっと起き

 

ダラダラと準備をしだす子どもたち

 

出発する時間まであと10分しかない…と

 

こっちは思いつつもあとは知らんぷりして

出て行くまでをだまって家事をして過ごす。

 

ぐうたら時間が過ぎつつも

 

結局は「行ってきま~す。」と出ていく子どもたち

(長女はまだ無言で出ていきますが)

 

私はホッとひと安心。

 

「今日も元気に学校に行きました。」と

仏壇に朝の挨拶。

 

子どもは、子どもなりの自分のペースで

 

するべきことはやっている。

 

それをいちいち気にしていたのは自分だけだった。

 

 

やっと最近

 

「今の状況を変えたければ、自分が変わらないと。」

ということの本当の意味を

行動し体感することで

学ぶことができるようになってきたかなぁ。

 

 

 

以前は、この朝の子どもたちの行動に毎日イライラ

 

 

 

家事をしながら ずーーーっと 

「時間やで!起きや!」

「早よ用意しなさい!」と言い続けていた。

 

 

 

長男と末っ子は、

私にギャーギャー言われながらも

追い出されるように学校に出かけて行っていた。

 

長女の場合は、友達が迎えに来てくれる時間になっても

 

布団から起き上がることもしなかったので

布団をめくり、体を抱き上げ

「早く起きなさい!」と大声をあげていました。

 

でも

 

動かないものは動かない。

 

小さい頃は、寝てても抱っこして起こし

 

トイレに連れて行って、着替えもさせた。 

 

カバンの用意も私がして

 

自転車の後ろに乗せて

時間通りに保育園に預けて

時間通りに会社に行けた。

 

忙しくても、すべてが自分のペースで

 

1日がまわっていた。

 

長女が、私のペースからはみ出し

 

動かなくなったのは小学4年のころから

 

それでも抱きかかえ、引きずり

 

無理矢理動かしていた。

 

5年生の時、体も大きくなり私一人では

 

抱き上げることもできなくなった。

 

怒鳴っても、おだてても、

 

泣いても、叩いても

何をしたって 動かないものは動かない。

 

「何で学校に行かないんやろ。」

 

「何で言うこときかないんやろ。」

 

何が原因なのか?ばかりを探していた。

 

 

学校でいじめにあってる?

 

勉強がわからないから?

私が離婚したから?

父親がいないから?

 

私は、色々考えましたが

 

そうじゃなかった。

 

長女が「学校に行きたくない。」と言ったのは

 

当時仲良かった友達に意地悪をされたのがきっかけかもしれない。

 

でもそれを3年間引きずっていた訳ではない。

 

 

学校も行きたがらないけど

 

私の言うことを全く聞かなくなった

 

怒ると恐いおじいちゃんや優しいおばあちゃんの

 

言うことも聞かなくなった。

 

長女が部屋に引きこもり

 

まったく部屋から出てこなくなった小学5年の3学期

 

私が何か話しかけても

 

やっと、ボソッと「うん。」か「ううん。」の返事をするくらい。

いつも下ばかり向いて目を合わせない。

 

長女は、家で笑わなくなった。