『バイト終わったから
迎えに行くね』


『なんでですか?』


『電話代高いから。
Kで待ってるね』



地元では定番の夜のデートスポットに行く。


『彼氏いる?』

『いません』

『じゃ、とりあえずタバコやめて。
未成年だし、俺タバコ吸う女嫌いだから』


『意味わからないんですけど。』


『意味なんてないよ。』



6個上の当時24歳のそいつは、相当自分に自信があるらしく、全てに強引だった。

それが凄くイヤで



凄く羨ましくて



素直になることが最後までできなかった。