これは先日インスタに載せた文章ですにっこり



昨年の12月から急激な肌の熱さと赤みに悩まされていて、皮膚科に行くと酒さですねと言われ、プロトピックという薬を処方された。これを塗り続けた結果、酒さ様皮膚炎という更に重度の皮膚炎になった。(京都、大阪の皮膚科でよくある間違った古い処方らしい)そこに油絵に混ぜていた液体の塗料アレルギーが加わり肌がとんでもないことになった。


恐らく誰の想像も越えるほど、すごいことになってしまった。両親が、これじゃ純が死んじゃうって言うほどすごかった。


毎日その顔を見るのが辛かった。


色んな治療院に行き、病院も何軒も行き、やっと酒さ治療の名医を見つけることができて今は回復へ向かっている。


治療のためにアレルギーではないんだけど、グルテン、乳製品、カフェイン、アルコール、辛いものを全部やめた。


生活に食べる楽しみがなくなってしまった、だから踊ってた。

家にいるとどうしても鏡を見てしまうのと塗料がどんなに換気をしても残っていて、家にもほとんどいなくなった。


行きつけのカフェで、色々食べられなくなっちゃったんだ〜という話をした次の日、お店にさりげなくグルテンフリーの手作りクッキーが並んでいた。


嬉しくて泣いた。人はかくも優しいものか。


そして一昨日お店の閉店間際に行ったら、純さん明後日来ますか?ケーキ、焼いてみたんですけどって、焼きたてのグルテンフリーのバナナチョコレートケーキを見せてくれた


また泣いた。


そして、今日、そのケーキを頼みにわたしはお店にやって来た。


間違いなく世界一のチョコレートケーキだった。


わたしも泣いて、作ってくれたはるちゃんも泣いてくれた。


ケーキの中には確かに愛が入っていて、それを一口食べるたび、身体の中からふわあっとあったかいものが出た。


京都に来て一つだけやり続けたことがあるとすれば、このカフェに通うことだった。このカフェがあるから引っ越さなかった。


ここから見える景色と食事とお店のみんなが好き


いっぱいいっぱいありがとう