宇宙うさぎ
 
 
重たくなったら嫌だなと思って、この絵の説明をポップに軽やかに"SEKAI NO OWARI"さんのTREEを聞きながら書きました♪
 
と書いたのですが、本当のところは、
 
ベースの絵はずっとDeath Disco を聞きながら描きました。
 
怒りのような虚しさのような色のない薄青い炎のような
 
全ての声を挙げられない子供たちの後ろについててくれる存在を描きたかった。
 
その存在は子供を助けたり声をかけたりできないけど
 
ただ、じっとじっとまっすぐに見つめてくれている、
 
見えないし触れられないけどそばにいてくれる存在
 
そういうのを描きたかった。
 
そして、最初はとっても悲しい絵になってしまった。
 
これでは誰も救われない、最後には必ず未来がある絵を描きたい
 
絶望で終わる絵は嫌だ それは本来伝えたいことじゃない。


FUKASEさんはきっと本当に世界が終わったと思ったからこんな振り幅が広い作品を作ることができるのだと思う
 
ならば、希望の光をお借りしよう!
 
そう思って今度はDeath disco じゃない曲をずっとかけて上から描き足していった
 
悲しいより強いものを、終わらない次を作り出す力を、そして肯定する力を
 
そしてこの絵ができた。
 
 
 
聞いてくれて、ありがとう。