数年前東京がちょっとした国芳ブームになった。


ド派手なポスターが街中に踊って


きたぜ ネオジャパネスク!!みたいな


パンクなお江戸をご笑覧あれ!!みたいな



↑あたしの勝手な心の音声変換笑



そんな感じで、国芳が好きとか嫌いとかはおいといて、すごい御人なことは一目瞭然で


でも東北出身のあたしには


なんていうか江戸江戸ギトギトに見えて


強すぎてちょっと、おら、、な感じだった。




でもうちの骨董屋の父が、国芳は勉強しとけ!ってよく言うもんだから仕方なしに画集を買った。父は国芳が好きで、保存状態の良い浮世絵を何枚か持っていたのもあると思う。



絵とか映画って、人生の経験値やそのときの精神状態でかなり見え方が変わると思うんだけど


国芳のあのどきつさ、ネバギバ感、グロテスク、人生攻めしかねえんだよ!!みたいな決してお上品ではない漢の世界観が


最近になってかなり、好きになった笑


あたしの人生に何があったのだろう笑



そんなこんなで、国芳の中の好きなキャラクターを自分の好きな形にして描いてみることにした。



その第一弾が



悪源太義平


悪って昔は悪い意味じゃなくて、スーパー強いって意味だったらしいよ。


源義平は、頼朝義経の異母兄弟でかなりすごい武将だったと思われる。もっと深く掘り下げてもっと描きたい人。二十歳で断首されているんだけど、雷になって現れて復讐を果たしたという伝説が残っている。





そんじゃまた