現在開催中の京都国立博物館の

 
「皇室の名宝展」
 
行って参りました!
 
 
 
 
 
個人的グッと来た作品をあげると
 
海北友松  浜松図屏風
 
''かいほうゆうしょう'' と読みます。
建仁寺さんにある龍の襖画をお描きになった方です。
松の緑の深さ美しさに、この豊かさを全身にいただきたい!と大きく深呼吸しました。
とにかく緑が心にまで広がってくる素晴らしいお色でした。
 
 
 
 
円山応挙 孔雀と牡丹
 
ベタなこと言ってんなあと思われたそこあなた、分かります。
 
わたしもそんなみんなが良い良い言う作品じゃなくて何か掘り出し物を書きたいです、でも、やっぱり、ここは外せない。
ぐうの音も出ない豪華で繊細で完璧完全体な孔雀と、その下にぽわっ...と咲く牡丹。。
泣きました。牡丹の優しさ柔らかさに。
アドリアナ・リマの横に井川遥さんとでも言いましょうか、それぞれの美しさをただ全うする。孔雀が孔雀であるほど、牡丹の美しさが映え、牡丹がただ牡丹であるだけで孔雀が光る。
眼福というか、脳福でした。
 
はい、そして円山応挙続きます。ごめんなさい。
 
群獣図屏風キター(゚∀゚ 三 ゚∀゚)
 
孔雀と牡丹の横にこれが来るって、もう
 
エスタブリッシュ極めからの
 
え?お笑いもできるしのり弁も食べるよ?みんなのこと大好きなんだよね みたいな、曹操のような人たらし要素を感じました(曹操にお会いしたことはありません、あくまで個人的なイメージです。あしからず)
 
人気者にしか描けない絵。。愛情に溢れてないと描けない絵
 
わざわざなんで猿の顔をあれにしたんだろ、とか、馬笑ってるんですけど、とか
 
ちょっとわざと粗っぽく描いてるとこも、もう老若男女のハートを鷲掴みです。やんちゃなのに守るとこは守るよ的な。
 
素敵で可愛い、幸せな世界でした。
 
 
そしてラストは
 
東山天皇礼服
 
↑ほんとに、このくらい華やか艶やか。
真っ赤な着物に、鮮やかでキュートな刺繍がたんまりとしてあり、
 
え?これ現代の子供服??みたいな現代でも全然いけちゃうデザインなんです
 
両袖にドカンと大きな派手派手な龍
 
左肩にヤタガラスの、右肩に鹿と蛙と杵??
 
ドラゴンがぞろぞろ
 
富士山がわしゃしゃわ
 
そしてぽっちゃりした獣たちがのしのし
 
 ↓記憶を手繰り寄せて描いた再現イラスト
 
 
見てほしいいいいいいーーーーーデス!!
 
これってこれって、スカジャンの走りなんじゃ。。って(!!!!!)
 
日本ってすごい、日本てキュート
 
日本て天才って思われる展覧会となっております。
 
ぜひ、京都国立博物館へ!!