昨年末の話ではありますが・・・。
テレビ北海道(TVh)が、いよいよ道東地区に放送エリアを拡大する予定なのだそうです。
↓2010年12月21日よりテレビ北海道のホームページに掲載されたのがこれ↓
| 道東・道北(一部)地域での基幹4局新設について
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TVh・テレビ北海道(本社札幌市、佐々木邦佳社長、テレビ東京系列)は12月21日、2011年7月末の地上波TVのアナログ放送終了・デジタル化完全移行を機に、同年中に釧路、帯広、網走、北見の各市に札幌からの基幹中継局を新設する、と発表しました。先の臨時国会で成立した2010年度補正予算の「地域活性化」枠の中で、情報格差の是正・解消の一環としてデジタル中継局整備に関する後発民放局支援スキームが盛り込まれており、かねてより政府にデジタル中継局整備の支援事業を要請してきたTVhに対し、このほど総務省から「支援対象とする」との内示を受けています。
具体的には、まず2011年8月上旬に釧路、次いで同年10月に帯広、網走、北見の基幹局開局を目指します。設置場所はいずれも先発の道内民放4局・日本放送協会(NHK)が建設済みの中継局構内・施設内で、各局の協力を得ることにしております。各基幹局の概要は釧路が所在地=釧路市春採、出力1000W、帯広が同音更町十勝川温泉、1000W、網走が同網走市呼人、1000W、北見が同北見市大正、50Wです。これらが完成するとTVhの放送を直接受信できる道内世帯は約33万3千世帯増え、道内世帯カバー率は約94%になります。
道内最後発の民放TV局としてTVhは,1989年10月に開局。以来、札幌、旭川、函館等々、世帯数の多い地域から中継局の整備を進め、アナログ波では道内に83局を置局済みです。開局当初より、道東・道北地域への展開は経営上の大きな課題となっていましたが、2006年6月の札幌地区を皮切りに道内でのデジタル化移行が決まったことから、膨大なコストがかかるものの、既存アナログ地域でのデジタル化を優先して進めてきました。この結果、2010年12月中に、既存アナログ地域のデジタル化を完了できる見込みです。デジタル置局数は84局に達します。
これまで、TVhの電波が届いていなかった道東・道北の方々には大変ご迷惑をおかけしてきましたが、今回の措置でこの問題がかなり改善できる見通しです。もちろん、広大な北海道ゆえに、まだ電波が届かない地域も残りますが、TVhとしては引き続き、経営状況などを判断しながら対応策を検討してまいります。関係各位の方々のご理解を賜れば幸いです。 |
↓北海道総合通信局より2010年12月27日発表の報道資料がこれ↓
| 株式会社テレビ北海道の地上デジタルテレビ中継局整備を支援
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| - 「平成22年度無線システム普及支援事業費等補助金」の交付を決定 - |
総務省は、株式会社テレビ北海道(代表取締役社長 佐々木 邦佳(ささき くによし))の「平成22年度無線システム普及支援事業費等補助金」の申請に対して、平成22年12月24日(金曜日)、補助金の交付を決定しました。
本補助金は、放送の受信可能な地域の拡大を図ること等を目的としており、後発民間放送事業者のデジタル中継局整備に対し、支援を行うものです。
中継局整備により、釧路、帯広、網走及び北見の各地域に株式会社テレビ北海道の地上デジタルテレビ放送の電波が送り届けられるようになります。概要は以下のとおりです。
1 事業内容
釧路、帯広、網走及び北見の各デジタルテレビ中継局整備事業
2 事業主体
株式会社テレビ北海道
3 交付決定額
420,734千円 |
※この他に2010年11月19日掲載の北海道新聞の記事
もありますが、リンク先の記事がすでに削除されているためここでは割愛します。
この話を知って正直驚きました。
これは道東の住人にとってまさにサプライズです。
私の、今年のビッグニュースの一つがこれと言っても過言ではないでしょう。
実は、TVhが開局した当初(1989年10月1日)から、北海道の右半分のエリアでは受信すること(見ること)ができない状況でした。
当時、私はまだ小学5年のときで、TVhを見ようと家のテレビのチャンネル設定を試みたものの、結局TVhは映らなかったという苦い(というか恥ずかしい)思い出があります。(実話です)
TVhが見られないので、uhb(北海道文化放送)で「タミヤRCカーグランプリ」とか放送していた頃が恋しかった・・・。
1999年には、アナログ放送での放送エリアの拡大(アナログ送信所・中継局の新規開局)そのものを打ち切ったのだそうで、私はそれを最近になって知りました。
打ち切りになった理由が、地上デジタル放送への完全移行が決定したことによるものだから、『放送エリアの拡大よりも、デジタル放送設備の設置が先決』というTVhの経営判断は正しいのかもしれません。
今から数年前、いつまでたってもTVhを見ることができないことにしびれを切らした私は、TVhに「いつになったら見られるようになるのか」と電話で問い合わせたことがあります。(これも実話です)
↓これがTVhに問い合わせた内容↓
| 私 「○○地方(私の地元)は、いつになればTVhが見られるようになるのでしょうか?」 |
| TVhの担当者(女性) 「未定です!!」 |
| 私 「はい、わかりました・・・」 |
「未定です!!」
まさかTVhの担当者からこのような答えが返ってくるとは思いませんでした。
そうなってしまうと、「道内の放送エリア拡大に関して、TVhには何も期待するな」ということになるわけですが・・・。
私は、「そもそも、なんでこんな放送局がテレビ東京系列なんだ!」とか「TVhは弱小テレビ局だから、こっちではもう見ることなんて出来ないんだ!」と思っていました。
事実、アナウンサーは3人(2011年2月25日現在)しかいませんし、取材用のカメラもBETACAM(ベータカム)[*1]をいまだに使用しているほどですから・・・。[*2]
そして2010年。政府からの支援(補助金の交付)によって、TVhの放送エリアが道東へ拡大することが決定したわけですが、ここまでたどり着くのにあまりにも長かった、というよりは時間(期間)がかかりすぎていると思う。
2011年2月25日現在、道東地区では地上デジタル放送になっても、いまだにTVhを受信することができません(それ以外の地域でも受信できないところはありますが)。
道東であっても、地域によってはケーブルテレビ局の再送信で対応しているところもありますが、私が住んでいるところはケーブルテレビ局もなければ、「フレッツ・テレビ」の提供エリア[*3]もありません。
現状では、「BSデジタル放送の“BSジャパン”を見る」という選択肢しか残されていないのです。
しかしながら、「長らくTVhを見られなかった時代に終止符を打つときが来るのか」と思うと、何だか感慨深いものがあります。
TVhの開局から22年目にして、放送エリアの拡大に大きな進展があったということ。そして、釧路・帯広地区はもとより、北見・網走地区でも受信できるようになるということは、私にとって非常にうれしいことです。
TVhが受信可能になるまでまだまだ先のことになりますが、自宅で受信ができるようになったら、このブログで報告したいと思います。
余談ですが、今年の2月17日にTBS系列で放送された「プロQ~なるほど!プロが認めるベスト1総力取材しましたSP」という番組の中で、「最も強いアニメロボは?」というくだりがありました。
その最も強いアニメロボが、「グレンラガン(天元突破グレンラガン)」だと紹介されていたわけですが、これを見た私の両親がひとこと「知らない」と言い放ちました。
最も強いはずなのに、私の両親に一刀両断されてしまう哀れなアニメロボ、グレンラガン・・・。
実は私も「グレンラガン」を知りませんでした。(^_^;)
ネットで調べてみると、「天元突破グレンラガン」はテレビ東京系列で放送されていたアニメだということがわかったのですが、私の地元ではテレビ北海道が受信できないので、「どおりで知らないわけだよ!」と思ってしまいました。
●おことわり●
この記事は、テレビ北海道(TVh)の放送エリアを拡大することが判明した時のものです。
テレビ北海道の放送エリアおよび試験放送に関する記事はこちら
をご覧ください。
[*1]BETACAM(ベータカム)…ソニーが開発したアナログ方式の放送業務用ビデオフォーマット。家庭用ビデオフォーマットであるBeta(ベータ)と同サイズのビデオカセットを採用し、カメラとVTRを一体化したことにより、U規格などに比べ機動力が飛躍的に向上した。同フォーマットを採用した最初の製品は、1982年に発売した「BVW-1」である。
[*2]2009年・2010年の東藻琴芝桜公園にて確認済み。
[*3]北海道における提供エリアは、石狩市、恵庭市、江別市、小樽市、北広島市、札幌市、千歳市のみ。
2011年3月1日 更新
記事の加筆修正を行いました。
2011年10月30日 更新
おことわりを追加しました。