前回、1月28日に映画「けいおん!」を観に行ったということを書きましたが、私自身の書きたいことすべてを書いたわけではないので、今回は映画「けいおん!」を鑑賞してみて感じたこと・気づいたことを書きます。

ただし、公開中ということもあり、あまり多くのことを書くことはできませんが、なるべく書ける範囲内で書いていこうと思います。


映画「けいおん!」のストーリーは、卒業を間近に控えた3年生の唯・澪・律・紬と2年生の梓が卒業旅行でイギリス(ロンドン)に行くという設定になっています。
時期的には、けいおん!!(テレビシリーズ第2期)の終盤あたりといったところでしょうか。

卒業旅行を企画すると同時に、「梓になにかプレゼントしたい」と唯・澪・律・紬の4人は梓には内緒で話し合うわけですが・・・。
実は・・・このプレゼントというのは、「けいおん!!」ですでに明かされている部分なのです。
それも、「放課後ティータイムII」や「放課後ティータイム in MOVIE」という劇中歌CDに収録されている曲・・・。
もうお気付きの人もいるかと思いますが、その曲とは「天使にふれたよ!」のことだったのです。

映画「けいおん!」では、「天使にふれたよ!」という曲がどのようにして生まれ、形作られていったかという過程が描かれています。
これからこの作品を観る人は、「天使」という言葉に注目してほしいです。
というのも、この作品で「天使にふれたよ!」の「天使」という言葉の意味が明らかにされるからです。

私が観た限りでは、なかなか素敵なエピソードだと思いました。


以前、私はこのブログに書いていたのですが、映画化が決定した時からこの作品の出来が心配で非常に気になっていました。

実際に今回の作品を観てみると、テレビシリーズに良くあった「律の頭にタンコブが出来る描写」や「キャラの頭から汗がタラーっと出る描写」はありませんし、音符等を用いたワイプアクションもありません。
これらを期待して観てしまうと、肩すかしを食らうことは間違いないのです。

しかしそれらが無くても、テレビシリーズのような「けいおん!」らしいドタバタは健在で、唯や律がなにかやらかしてくれたりして、会場から笑いが起きるほどでした。
また、飛行機内のシーンやロンドン市内の街並みも描かれていて、まるでロンドンを旅しているような感覚が味わえるので、なかなか面白い内容になっています。
もちろん、放課後ティータイム(唯・澪・律・紬・梓)のライブ演奏もあります。

なので、「そこまでこの作品の出来を心配する必要はない」と思えてきて、約2時間あるのですが安心して観ていられました。


余談ですが、地元にある「ワーナーマイカルシネマズ北見」でのランキングでは初登場2位でした。
そして、現在のランキングでは3位という結果です。[*1]

このシネコンでは、2月10日に上映が終了する予定だったのですが、あまりにも人気が高いのか、終了予定日を2月17日まで延長しているような状態です。
ちなみに、先週はレイトショー(20時台)の時間帯まで上映しているほどでした。


私は、すでにこの作品を2回ほど観ましたので、あとはBlu-rayとDVDが発売されるのを待つだけです。

3度目の鑑賞をするかどうかですが、仕事の都合があったり、欲しいものが出てきているので、現時点では考えていません。
上映が終了する2月17日までに、状況が変わればあり得るかもしれませんが・・・。


[*1]1位:ALLWAYS 3丁目の夕日'64、2位:麒麟の翼 ~劇場版・新参者~、4位:しあわせのパン、5位:日本列島いきものたちの物語。