こんにちは。
価値ある本は世界を変える♪
\ベストセラー企画術/
出版戦略プロデューサーの
天海 純です^^。
今日のお題は、
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出版社からいただく印税の真実
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についてお話します。
“印税”というと、
一見難しそうですよね。。。
でも、印税の計算方式は
とても簡単です。
一般的には下記のような公式で考えられます。
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定価 × 発行部数 × 印税率
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印税率は初版で7~8%。
二刷以降で1%アップ、
9%といわれます。
ファッションや料理のレシピなど、
カラーページが多い本は
印刷費用が高くつきますので、
平均印税率は5~6%。
有名な作家さんは初めから10%以上
など、個人によって印税率は変わります。
本来、印税率は著者と出版社の交渉により
決まるものですが、
はじめての出版はほぼ交渉の余地はありません。
ちなみに、発行部数とは
実際に売れた数ではなく、
印刷されて世の中に出回った数をいいます。
たとえ1冊も売れなくても
発行されると印税が入ってくるのです。
現在、書籍の平均金額は1,100円前後。
平均印税率は8%。
以下、発行部数ごとに印税収入を
シュミレーションしてみました。
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価格 × 発行部数×印税率
1,100円 × 3千部 × 8% = 26.4万円
1,100円 × 5千部 × 8% = 44.0万円
1,100円 × 8千部 × 8% = 70.4万円
1,100円 × 1万部 × 8% = 88.0万円
1,100円 × 3万部 × 8% = 264.0万円
1,100円 × 10万部 × 8% = 880.0万円
1,100円 × 30万部 × 8% = 2640.0万円
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いかがでしょうか。
30万部売れれば、2640万円。
働かなくても、印税がドンドン入ってくる!!
凄いですね。
しかし現実は
初版で1万部以上出せれば
よいほうです。
初版の印刷部数は
中小の出版社、ニッチな分野なら、
3,000~5,000部。
大きな出版社なら5,000~8,000部が
目安です。
つまり、本を出して優雅な印税生活とは
ミリオンセラー作家さんのお話ですね。
でも、そんな現状を打破する手段が
あります。
それは出版企画書を
しっかり作り込むことです。
なぜこの本は売れるのか、
社会的潜在ニーズ、自分の強み、見込み客数、
他の本との違い、文章力など。
本を手に取ったお客様から
「そうそう、これ知りたかったのよ」
「私にもできそう}
という喜びの声をイメージしながら
書くのです。
つまり、いい材料を揃えれば、
いい本が作れる可能性が高い
というわけです。
本気で売れる本、納得できる本を
作りたい人は
編集者に渡す出版企画書を
作り込むことが何より大事です。
出版希望の方は、ぜひご相談くださいね。
出版企画書の添削もやってます!(^^)!